髪の毛ってカラーリングや毎日のスタイリングでどうしても傷んでしまいますよね。キシキシゴワゴワで修復不可能な髪の毛になってしまう前に、とっておきの美容オイルでたっぷり栄養を与えてあげましょう。

　ヴェレダ　オーガニックヘアオイル

　蓋を開けた瞬間からローズマリーのやさしい香りに癒やされます。オーガニックコスメブランドの老舗であるヴェレダは、自然医薬品メーカーとしても名高いのだとか。薬と同じ厳しい基準で作られたオイルだそうで、すごい効果が期待できそう！ さっそく使ってみます。

　瓶の口はこんな感じ

　手のひらに出すと、こってりとしたテクスチャー。いつも使っているトリートメントオイルと同じ感覚で2プッシュくらいの量をつけたのですが、多すぎました…。しっとりなりすぎて髪が濡れたような状態に。気持ち少ないかな？ と思うくらいの量がちょうどいいです。

　サラサラ系のヘアオイルは、指どおりはよくなるものの、潤いが足りずに静電気で髪の毛が逆立ってしまうことがありましたが、ヴェレダのオイルはしっとりが一日中続き、静電気もまったく起こりませんでした！

　ドバっと出てしまうので、手のひらで蓋をし、逆さにして手に残った分を使うのがよさそう。少なければ数回繰り返しましょう。ボブならこのくらいの量で十分です

　濃密なオイルなのでくれぐれもつけすぎには注意を。少量でもしっかり潤うので、ドライヘアの毛先に使うなら、50mlでも数か月は使えそうな量です。とはいえ使用期限が2～3ヵ月なので、ボブの筆者には使いきれるかどうか…。ちなみに、洗髪前のヘアパックに使うのもいいそう。ヘアオイルを手のひらであたため、頭皮と髪に揉み込むように指の腹でやさしくマッサージ。ホットタオルを巻いてヘアパックした後に、シャンプーをすると、スチーム効果で頭皮もしなやかになり、ハリ・ツヤ・コシのある髪が生まれるそうです。デイリーには毛先ケア、そして週末のスペシャルケアでヘアパックをしつつ、リピートを検討するとしましょう。

　(回遊舎/永井志樹子)