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MakeUseOf:先月のティム・クックの基調講演を見ていれば、中国が何度も出てきたことに気がついたかもしれません。そのプレゼンテーションの冒頭も、杭州からの動画で始まっていました。
コメンテーターの多くは、Appleの対象が米国から中国に移りつつあると述べています。しかし、本当なのでしょうか? もしそうだとしたら、それは何を意味しているのでしょうか?
移行の兆候
Appleが中国にねらいを定めようとしていると思えるのは、ティム・クックのプレゼンテーションだけではありません。他にもその兆候はあります。たとえば、金色のiPhoneと新しい金色のMacBookの導入です。中国は長い間、金の主要な消費国の1つであり、調査会社「Statista」によれば、昨年の消費者需要は814メートルトンと、1位のインドとは僅差の2位でした。米国は、180メートルトンで3位でした。これは、中国の需要の4分の1以下です。
私たちは、Apple Watchでも類似の思考プロセスを見ることになります。皆さんの知人に、18金のスマートウォッチに100万円を投じそうな人がいるでしょうか? おそらくいないでしょう。しかし、Appleがよりハイエンドの腕時計の成功に賭けようとしているという可能性はあります。米誌『Time』によれば、「中国におけるApple Watchの最大の強みは単純です。Appleがこのデバイスを贅沢品として宣伝しても、笑う中国の消費者はほとんどいない」のです。
中国市場には、大変高価なApple製品をも受け入れる体制があるのです。人々は価格や機能よりも、彼らの持つ贅沢品のブランドに関心があるため、Appleにはその名声のおかげで大きな強みがあるのだ、と。
iPhone 6とiPhone 6 plusで大きくなったスクリーンは、中国からの需要に応えて開発された可能性があるとの示唆もあります。iPhone 6 plusとその大きいスクリーンにおいては特にそうです。そして、中国の需要を充たすとなれば一大取引となります。Time誌はまた、うわさではすべてのiPhone販売量の36%が中国によるものだと言われているとも伝えています。
さらに、今年はあまりニュースに現れてきていませんが、昨年の終わりには、Appleと、世界最大の小売業者の1つ、中国のアリババの間の将来的なモバイル・ペイメント提携の可能性についての会談が報道されました。…