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[東京 23日 ロイター] – サッポロビールは23日、ノンアルコールビールテイスト飲料で初めて特定保健用食品(トクホ)となる「サッポロプラス」を5月26日に発売すると発表した。
トウモロコシのでんぷんから作られる難消化性デキストリンという食物繊維の働きにより、糖や脂肪の吸収を抑え、食後の血糖値の急激な上昇を穏やかにする。2月に消費者庁から特保の許可を受けた。
各社が力を入れる「ノンアルビール」は、糖質オフなどの機能性を加えたものから、トクホという付加価値を加えたものとなり「新たなノンアル飲料の時代に入る」(サッポロ)。
350ミリリットルで160円程度で、通常のノンアルビールよりも高めの価格となる。想定販売数は12月までで150万ケース(350ミリリットル・24本換算)を計画している。
未成年者の飲酒を誘因しないように、酒売り場での販売に限定するほか、製品パッケージや広告に「20歳以上の成人の飲用を想定・推奨している」というオリジナルのマークを記載するなどの対策を講じる。
(清水律子)
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