ソフトバンク宮崎キャンプ便り（９日）　ソフトバンクの松坂が、すっかりチームに溶け込んでいる。キャンプ２度目の休日だった９日は、内川、中田らチームメート７人で宮崎市内でゴルフを満喫し、「すごく楽しかった。いいリフレッシュができた」と笑顔を見せた。１０日からの第３クールも、リラックスして臨めそうだ。

　　９年ぶりの日本球界復帰とあって、キャンプインした当初は顔と名前が一致しない選手が大半だった。だが、常に自然体で気さくな性格もあって、年齢の近い摂津や選手会長の松田らに積極的に声をかけられると、すぐに壁はなくなった。松坂は「ありがたい。すごくやりやすいチームですね」と感謝する。

　　球団幹部は「若い投手にとっては憧れの存在。いろいろなことを学びたがっている」と、豊富な経験を下の世代に伝える役割を期待しており、松坂自身も「若手から食事に誘ってくれてもいい。僕も若い頃はそうだった」と門戸を開いている。可能性を秘めた選手たちに、好影響を与えてくれそうだ。