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西武鉄道は21日、「弱虫ペダル GRANDE ROAD 記念乗車券」を発売する。自転車ロードレースにかける高校生たちを描くテレビアニメ『弱虫ペダル』の各シーンや原画などを展示する「弱虫ペダル原画展」(西武池袋本店にて3月21~30日開催)に合わせて企画された。
「弱虫ペダル GRANDE ROAD 記念乗車券」(西武鉄道バージョン)台紙中面イメージ
この記念乗車券は、『弱虫ペダル』の主要キャラクターを描いた硬券乗車券6枚とブックレットタイプの台紙、描き下ろしの卓上アートボードのセットで、1セット2,000円。台紙には、自転車を列車で運ぶ「輪行」のために西武秩父駅を訪れた主要キャラクターの姿などが描かれる。池袋駅・西武新宿駅・所沢駅の3駅で、合計5,000セット限定で販売する。
西武グループの伊豆箱根鉄道でも、別バージョンの「弱虫ペダル GRANDE ROAD 記念乗車券」を発売。主人公たちのライバル校「箱根学園」のメンバーをデザインした硬券乗車券6枚を描き下ろしの二つ折り台紙にセットしたもので、発売額は1,500円。3月21日に西武線池袋駅で3,000セットを先行発売し、22日から伊豆箱根鉄道修善寺駅で販売する。販売数量は先行販売分も含めて5,000セットとなる。
キャセイパシフィック航空はこのほど、イタリアのコーヒーブランド「illy(イリー)」とパートナーシップを結び、ファーストおよびビジネスクラスにおけるプレミアムコーヒーのサービスを開始した。
キャセイパシフィック航空のファーストおよびビジネスクラスで、イリーのレギュラーコーヒー、エスプレッソ、カフェラテ、カプチーノを提供
イリーのコーヒーはすでに機内サービスを開始しており、エスプレッソやカフェラテ、カプチーノのサービスも今月より順次開始となる。イリーは最高級アラビカ種コーヒーを用いたブレンドを提供し、生産者から直接買い付けることでコーヒー豆の鮮度と香りを保っているという。
焙煎(ばいせん)がより深く苦味のある味わいと香りを放つことから、機内サービス用にはイリーの中煎りと深煎り豆を厳選。高い高度の機内では嗅覚と味覚の感度が低下することを考慮に入れながら、乗客に地上と比べても遜色のないコーヒーを目指し、何度もテストを繰り返し行ったという。
機内でのコーヒーサービスを存分に満喫してもらうために、キャセパシフィック航空の機内食チームはイリーとともに独自の機内専用フィルターピローを開発。フィルター袋のサイズと素材は機内に設置するコーヒーマシンとの相性を考慮しながら選定し、コーヒーを入れる際の水の通過性の最適化を図るとともに、水の温度やコーヒーを出すのに要する時間にもこだわったという。
香港ドラゴン航空はこのほど、イタリアのコーヒーブランド「illy(イリー)」のプレミアムコーヒーの機内サービスをファーストおよびビジネスクラスで開始した。
香港ドラゴン航空が運航する全てのフライトで「illy(イリー)」のプレミアムコーヒーが楽しめる
イリーは生産者との協力により最高級アラビカ種コーヒーを用いた絶妙なブレンドを選定。収穫ごとにコーヒー豆の焙煎(ばいせん)の度合いには微妙な調整が加えられ、イリーならではの芳醇(ほうじゅん)でバランスのとれたコーヒーを作りあげるという。
香港ドラゴン航空の機内食チームは、地上と比較しても遜色のないコーヒーを機内で実現するために、機内のコーヒーマシンと相性ぴったりの独自の機内専用フィルターピローをイリーと開発した。高い高度の機内では嗅覚と味覚の感度が低下することを考慮に入れながら、乗客に五感で楽しんでもらえるコーヒーを機内で提供するために幾度となくテストを繰り返したという。
「スパ&ウエルネスウィーク2015」公式サイト
全国にある約100のスパ施設が参加する「スパ&ウエルネスウィーク2015」が現在開催中だ。3月15日までの期間中、参加施設において特別メニューが体験できる。
今年で2回目となるこのイベントは、”スパのある暮らしで、もっと美しく健やかに”をテーマに、5,000円、1万円、1万5,000円の価格で用意された特別メニューを体験できるというもの。ハイアットリージェンシー東京、ザ・リッツ・カールトン沖縄などのラグジュアリーホテル内にある店舗から、リゾート施設、温泉旅館に加え、温浴スパ、デイスパ、ビューティサロンなど、今年は全国の約100施設が参加している。日ごろから興味がありながらも敷居が高いと感じるようなラグジュアリースパや気になる施設をリーズナブルな価格で複数体験でき、お気に入りを見つける絶好の機会だ。
スパを体験するには、公式サイトや街頭、ウェブ上で入手できる公式ガイド「スパ&ウエルネスウィークガイド」で、参加施設とメニューを確認。あとは利用したい施設に電話、またはメールなどで直接予約を取るだけだ。そこで今回は、参加施設の中から実際に体験してみた2軒のスパをレポートする。
タイムズ24展開のスパ
まず1軒目は、東京・池袋にあるスパ施設「Times SPA RESTA」。”都心の大人のスパ施設”と銘打つとおり、サンシャインシティの目の前という都心のど真ん中の立地。運営しているのはなんとあの全国に駐車場事業を展開するタイムズ24。同じビル内の3階から9階は「タイムズステーション池袋」で257台の駐車場を完備する。10階から最上階の12階までがスパ施設となっており、「タイムズクラブ」会員料金設定があったり、利用者は当日に限り入庫後24時間以内の駐車料金が1,000円になるなどの特典がある。営業時間も11時30分~翌9時までとなっており、ホテル代わりに利用する客も多いとのことだ。
東京・池袋のサンシャインシティの目の前にあるスパ施設「Times SPA RESTA」。12階建てのビルの10~12階が当施設で、11階がロビー。ジャグジーなども充実したスパ。ガラス張りの造りで室内設備も採光たっぷり
スパ施設にチェックインすると館内着やタオルが手渡される。精算はリストバンド型のICキー方式で、館内はキャッシュレスで利用可。男性用フロアは11階にあり、12階は女性専用フロア。10階にはレストランとリラックスラウンジ、ボディケアルームなどがあり、レストランやボディケア施設は入館しなくても単独での利用が可能だ。
フェイシャルトリートメントのイメージ。エスティシャンのゴッドハンドで、次々と日頃の疲れがほぐされていくのには圧巻。顔のコリをほぐしてもらい、施術後は2まわりほど小顔に
スパ&ウエルネスウィークでは、同施設内の2つのボディケア&トリートメントルームでそれぞれ1つの特別メニューを用意しているが、今回は「PHYTOMER(フィトメール)」の「モイスチャータラソフェイシャル(80分)」(1万円)を選択。通常60分1万3,000円~のフェイシャルメニューに、20分ほどの背中・ヘッドトリートメントをプラスした内容を1万円で体験できる大変お得な内容だ。
ちなみにPHYTOMERはフランス・ブルターニュ地方のコスメブランド。PHYTOMERはこのタラソテラピー発祥の地で誕生したタラソテラピーの考え方に基づいた有名ブランドの1つでもある。タラソテラピーとは海洋療法の意味で、海水や海藻、海泥などの海の資源を活用し、身体を内側から活性化させ、免疫機能など身体が持つ本来の機能を高めるというもの。そして、本施設はそのPHYTOMERの名を冠した国内初のトリートメントサロンでもある。
施術前にまずはセラピストがカウンセリングを実施。最近疲れを感じる部分や身体の不調などをていねいにヒアリングして、顧客に合ったメニューを提案してくれる。今回の体験での筆者のお悩みは季節柄、肌の乾燥と老化、そして首・肩の凝り。
首、肩、背中を中心にタラソのトリートメントオイルを使いながらしっかりと揉み解しを行い、フェイシャルメニューでは、クレンジングやピーリング。肌の角栓に詰まった皮脂や古い角質を除去した後、スチームを当てながらデトックスパックや肌の状態に合わせたパックを施してくれる。また、フェイシャルメニューと言いながら、首やデコルト部分のケアも行ってくれ、年齢が出やすい部分でありながら、ふだんセルフケアを怠りがちな箇所なので、うれしい。
施術後は肌の潤いが回復したことと、顔全体も丹念にマッサージしてもらった成果か引き締め効果を感じた。顎から頬にかけてが特にキュッとなった印象だ。
アーユルヴェーダのフェイシャルを
東京・北青山にある「SUNDARI Lifestyle Store」。1階は化粧品やボディケアグッズを販売するショップにもなっている
2軒目に体験したのは、東京・外苑前にある「SUNDARI Lifestyle Store」。ここではイベントメニューとして「スンダリパフォーマンスフェイシャル(60分)」(1万円)を用意している。インドのアーユルヴェーダの原理に基き、スーパーモデルのクリスティー・ターリントンがプロデュースしたオーガニック原料使用のトリートメント製品を用いたエイジングトリートメントで、通常60分1万3,000円で提供している「肌対応別アーユルヴェーダフェイシャル」メニューとほぼ同じ内容だ。
入店すると、酵素ドリンクとハーブティーの2種類のウェルカムドリンクとともにまずはカウンセリングから。チェックシートに直感で答えていき、「ドーシャ」と呼ばれるアーユルヴェーダの考えに基づく、生命エネルギーの3つのタイプを判定する。その結果、筆者は「ヴァータ」体質との判定。風のエネルギーとされるこの体質は、軽・冷・乾・粗・動といった性質を持つのが特徴とのこと。身体の状態としては、タラソテラピー同様、ここでもやはり”乾燥”を指摘され、またも保湿を中心としたケアを施してもらうことに。
ユニークなのはドーシャのタイプ別に部屋がそれぞれ用意されてること。ヴァータの筆者は落ち着いたブラウンを基調とした内装に、スカイブルーやペパーミントブルーの風や空をイメージさせるファブリックがアクセントになった部屋だった。
カウンセリングシートの一例。「ドーシャ」と呼ばれるアーユルヴェーダの考えに基づき、タイプを判定する。各項目に直感で答えていくだけだ。フェイシャルトリートメントのイメージ。深呼吸の儀式のようなものから始まり、五感に働きかけ、内側と外側の両面から癒しとデトックスされていく感覚だった
フェイシャルメニューと思っていたものの、まずはバスローブに着替えて、フットバスから。スタッフが丁寧にスクラブでケアしてくれる。その後、ベッドに移って、「マルマタッチ」と呼ばれるヨガの考えをもとにした指先でそっとなでるようなマッサージ。これは、他にはない感じでかなり特別だ。
もう1つ特徴的だったのが、施術が進むほどに呼吸が深くなっていくのを感じること。美容というよりも、ヒーリングの要素が強く、リラックスすることで内側からの美容効果も高めていくという感じ。充実度・満足度も高く、コスパが高いメニューだ。
今回のスパ&ウエルネスウィークでは、タラソテラピーとアーユルヴェーダという、いわば西洋式と東洋式の2つの美容メニューを体験。イベントが謳う”年に1度の美と健康の祭典”を堪能できた。美容や健康・癒しを求める人だけでなく、”いつもとは違う自分”や”日常から離れた新たな楽しみ”に出会ってみたい人は、気軽にリーズナブルに体験できるこの期間に、ぜひとも体験してみてほしい。
愛知県民のソウルスナック「しるこサンド」。昭和41年(1966)に発売され、愛知県内のスーパーにはもれなく置いてあるご当地ロングセラーだ。そんなしるこサンドの専門店が2月26日、愛知県小牧市にオープンした。しるこサンド食べ放題のみならず、なんと「生しるこサンド」なるものがあるらしい。早速、その専門店に行ってみた。
「しるこサンドの森 あん・びすきゅい」は松永製菓の本社工場と同じ敷地内に誕生
あんこに適度の塩気の和洋折衷スナック
そもそもしるこサンドとは、ビスケットにあんこをはさんで焼いた和洋折衷のスナック。まったりした甘みが、あんこ大好きの愛知県民のハートをわしづかみしている。あんこはビスケットの適度な塩気とも相性がいい。近年は全国に販路を拡大するとともに、新たなバリエーションも次々と開発するなど、懐かしい素朴な味わいを守りつつも、新しい魅力を広げている。
そんなしるこサンドの専門店の名は、ショップ+カフェ「しるこサンドの森 あん・びすきゅい」。しるこサンドの製造元である松永製菓が直営する店である。ちなみに、「あん・びすきゅい」はフランス語で”ひとつのビスケット”という意味。同店は本社工場と同じ敷地内にあり、名古屋市中心部から車で30分ほどとなっている。
カラフルなカフェスペース
いろんなしるこサンドが大集合!
ショップスペースは右を向いても左を向いてもしるこサンドだらけ。「スターしるこサンド」「しるこサンドスティック」「しるこサンドクラッカー」「しるこサンドクリームサンド」「しるこサンドさつまいも」「しるこサンド黒ごま」「しるこサンド抹茶」……。「愛知県民はどんだけしるこサンドが好きやねんっ! 」とツッコミたくなる”しるこサンド祭り”状態だ。
中でもここでしか買えないレア物は、「しるこサンドビスケットポット」と「メガしるこサンド」。「メガしるこサンド」(250円)は通常のしるこサンド15枚分のビッグサイズで、顔が描かれたデザインも愛らしい。
これら全部、しるこサンド!
ここでしか買えない「メガしるこサンド」(1枚250円)はお土産にもぴったり。右の従来サイズと比べるとデカさが分かる
カフェスペースではビスケットバイキングを実施。3月末までは大人380円・小学生未満120円というオープニングキャンペーン価格で提供している。本社直営・工場直送だからこそできる価格設定だ。10種類以上のビスケットが食べ放題で、もちろんしるこサンドもある。うれしいことにジュースや紅茶などのドリンクも飲み放題となっている。
カフェはビスケットバイキングも実施。これらが全部食べ放題となる
ドリンク飲み放題も付いて大人380円(3月末まで)は魅力的
生しるこサンドはちょっと大人
同店の最大の目玉は、同店限定販売の新商品「生しるこサンド」。実にデビュー49年目にしてついに実現した半生タイプのしるこサンドである。ビスケット生地はしっとり柔らか。従来のしるこサンドはボリボリという食感だが、すっと歯が入ってほおばる音がしないほど。あんをねり込んだクリームもこれまたしっとりしていて、粒あんタイプは小豆の粒々感も楽しめる。
これがしっとり系のしるこサンド「生しるこサンド」(こしあん/140円、つぶあん/160円)
「長年研究を重ねてようやく完成しました。ビスケット生地の原料は従来のしるこサンドとほぼ同じなのですが、製法に工夫を凝らして、しっとりした新しい食感を出すのに成功しました」と松永製菓担当者は言う。
生しるこサンドはこしあん(140円)とつぶあん(160円)の2種類があり、価格的にも味わい的にも”ちょっと大人なしるこサンド”といったところ。しるこサンドを食べて育った愛知県民への手土産にしても、「ついに生が出たか! 」と大いに喜ばれそうだ。
「生しるこサンド粒あん・こしあんミックス5個入り」は960円
愛知県民のソウルスナック、しるこサンドを余すことなく堪能できる「しるこサンドの森 あん・びすきゅい」。しるこサンドファンはもちろん、しるこサンドをまだ食べたことがない人も、心行くまで楽しんでいただきたい。
●information
しるこサンドの森 あん・びすきゅい
愛知県小牧市大字西之島330
※記事中の情報・価格は2015年2月取材時のもの。価格は税込
筆者プロフィール: 大竹敏之(おおたけとしゆき)名古屋在住のフリーライター。雑誌、新聞、Webなど幅広い媒体で名古屋情報を発信。Webガイドサイト「オールアバウト」では名古屋ガイドを務める。名古屋メシ関連の著作を数多く出版。『名古屋の喫茶店』『名古屋の居酒屋』『名古屋メン』『続・名古屋の喫茶店』(リベラル社)は自腹リサーチをコンセプトにしてご当地ロングセラーに。10月上旬にはご当地グルメコミックエッセイ『まんぷく名古屋』(KADOKAWA、森下えみこ著)に案内人として登場。