社会そのほか速
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『些細なことですぐに怒りだす短気な男の脳みそを解明!』では、男性は脳の構造上、女性よりもずっとキレやすいということをお伝えしました。
ただ、男性でも自分の衝動をコントロールするのがうまく、めったなことでは怒らないという人もいますよね。もしかすると、「あー私の彼は穏やかな人でよかったー」というかたもいらっしゃるかもしれません。
ただ、どんな男性であっても、ある状況においては、まるで人が変わったかのようにイライラと怒りっぽくなってしまうということが医学博士ローアン・ブリゼンディーン氏の、『男脳がつくるオトコの行動54の秘密』に紹介されています。
■社会的地位がおびやかされると攻撃的に!
ブリゼンディーン博士によると、男性は自分の社会的地位がおびやかせると、攻撃性を増すとのこと。
社会的地位の不安定の最たるものといえば失業ですが、それ以外にも、社内の出世競争が激化したときやリストラの噂が広まった場合などが挙げられます。
このほか、気の合う上司のもとで働いていた人が、異動でソリの合わない上司につくことになったケースなども当てはまるでしょう。
自分の地位が不安なことを察知すると、男性の脳内で攻撃性の源となるホルモンのテストステロンが急上昇するのです。この状況においては、どんなに穏やかな人でも、イライラ人間に豹変してしまいます。
さらには、自分の地位を守ったり、他の人間を出し抜くための策略が四六時中、頭から離れなくなって安眠できなくなるという人もいます。
進化生物学者らによると、こうした頭のはたらきは、オスとしての本能的なもので、習慣や文化にかかわらず、世界中の男性に見られるのだそうです。
■結婚前は彼のココをチェック!
あなたと交際中の彼が、今はどんなに穏やかであっても、結婚後もずっとそれが続くとは限りません。その点を見極めるためには、彼の職業に注目です。
競争やリストラといった要素がなかったり、身内のみのまったりした職場環境だったりすればセーフ。一方で、歩合制のセールスマン、外資系のトレーダーなど、自分の力量次第で地位や収入が変動するような職業だと、危険度が高いです。
交際中は、仕事モードとデートモードと切り替えることが可能なので、彼はあなたに穏やかな面だけを見せることができるかもしれません。ただ、結婚した場合には、家庭でまで仮面をかぶり続けることはムリでしょう。
また、一般企業のサラリーマンの場合、若いうちこそ同期が横一線であっても、年齢を経るにつれて次第に序列が出来てくることが多いです。このため、二十代のうちはのほほんとしている男性でも、いつのまにか怒りっぽくなるという可能性があります。
いかがでしたか? 男性は、職場でのポジションによって、感情が左右されがちです。もし、彼が怒りっぽくなっているときには、あなたまでそれに煽られず、『彼が悩んでいるとき「彼女がかけてあげるべき」言葉3つ』などを参考に、そっと支えてあげてくださいね。
【参考】
※ ローアン・ブリゼンディーン/早野依子(2010)『男脳がつくるオトコの行動54の秘密』 PHP研究所