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【シンガポール共同】シンガポール首相府によると、「シンガポール建国の父」として知られるリー・クアンユー元首相が23日、死去した。91歳だった。2月5日から肺炎のため入院していた。
シンガポールが英連邦自治州になった1959年に自治州首相に就任して以来、31年にわたり政権を担当。外資導入による工業化を進めるとともに徹底した能力主義を推進。アジアで最も豊かな国の一つとなったシンガポール繁栄の基礎を築いた。リー・シェンロン現首相は長男。
冷戦下で反共親米の外交路線を取りながら、民主主義や人権のような価値観よりも「社会の安定」や「経済成長」を重視した。
「シンガポールの建国の父」として知られるリー・クアンユー氏が23日、亡くなりました。91歳でした。
シンガポール首相府によりますと、初代首相のリー・クアンユー氏が23日未明、シンガポールの病院で亡くなりました。91歳でした。
リー氏は先月5日から重い肺炎のため入院し、集中治療室で手当てを受けていましたが、今月18日にシンガポール首相府は「危篤状態にある」と発表していました。
リー氏は、シンガポールがイギリス連邦自治州になった1959年に首相に就任してから、31年にわたり政権を担当しました。
現在、シンガポールの首相には、リー氏の長男であるリー・シェンロン氏が就任しています。(23日05:37)
チュニジアの博物館で日本人観光客3人を含む観光客ら24人が殺害されたテロで、容疑者の1人が現役の高校生だったことがわかりました。
この事件で射殺されたハーテム・ハシュナウイ容疑者とヤシン・ラビディー容疑者。2人の接点はまだ明らかになっていませんが、去年12月中旬にリビアに向かったことがわかっています。
ハシュナウイ容疑者は20歳。小学校と中学校、そして高校で成績が足りず、それぞれ1回留年しているため、現役の高校生でした。リビアに行く直前までいつもと変わりなく学校に通っていましたが、学校関係者によりますと、12月中旬、期末テストが終わってから無断欠席になっていたということです。
「息子は礼拝をきちんとする。信用できる子で、勉強好きで遠慮深く、内気で女の子に話しかけたりできない。通りかかっただけで赤くなるぐらい恥ずかしがりだったのに、(リビアに連れて行かれてからの)4か月で病気にされて(洗脳されて)しまいました」(ハシュナウイ容疑者の父親)
ハシュナウイ容疑者はリビアから父親に電話をかけてきて、「チュニスにパスポートを置いてきた。これからイラクに行く」と話していて、父親は警察に届けを出していました。しかし、2人の容疑者は実際、その後、12月28日にフランス経由でチュニジアに戻ってきたとみられていて、チュニジアの治安当局の警戒体制が万全だったのか問われそうです。
こうした中、外務省の中根一幸政務官が襲撃された博物館を訪れ、24人の尊い命が奪われた現場の状況について、博物館の館長から詳細な説明を受けました。
「この非道な卑劣なテロに憤りを、強い憤りを感じずにはいられません」(外務省 中根一幸政務官)
中根政務官はシド首相らとも会談し、在留邦人の安全確保を改めて要請することにしています。(23日04:44)
日本からの報道によれば、法務省の統計では、タイ人の日本入国の条件が緩和されたことに伴い、昨年1年間に滞在期限を過ぎて不法滞在するオーバーステイをしたタイ人が前年を約20%上回る5277人に上った。 昨年の超過滞在者数では韓国人が最も多く1万3364人、2位が中国人の8647人、3位がタイ人となっている。
【チュニス秋山信一、宮川裕章】チュニジア内務省のナンバー2、ラフィク・シェリー次官が21日、毎日新聞の取材に応じ、博物館襲撃事件の実行犯2人がイスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)と関連がある小規模な過激派グループのメンバーだったことを明らかにした。治安当局はISが組織的に関与した疑いもあるとみて調べている。
シェリー次官によると、実行犯2人のほか、グループの指導者ら16人を逮捕。うち1人がシリアでISに参加した経験があるという。このグループはイスラム過激派組織「アンサール・シャリア」の元メンバーを中心に約20人で構成され、博物館から約2キロ離れた地区のモスク(イスラム礼拝所)などを拠点に活動。このモスクに出入りしていた者の中で、逮捕されたメンバー以外にも5人がシリアやイラクに渡航し、ISなど過激派勢力に加わった。
また、観光客らを銃撃したヤシン・ラアビディ、ハテム・ハシュナウィ両容疑者のうちのどちらかが、過去にISが活動するイラクで過激派に加わっていたとの情報もあり、治安当局は裏付けを進めている。
またラアビディ容疑者は1〜2年前、テロ活動に関与した疑いで治安当局に一時拘束されていた。しかし犯罪行為が確認できなかったため、訴追されずに釈放された。治安当局はその後もラアビディ容疑者らのグループの動向を追っていたが、襲撃事件前に摘発に踏みきる証拠はなかったという。治安当局は、このグループが市民に紛れて秘密裏に活動する「スリーパー・セル(休眠細胞)」の一つだとみている。