社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
産経新聞前ソウル支局長が記事をめぐり大統領に対する名誉毀損罪に問われている問題で、韓国の裁判所は、「旅客船沈没事故当日、大統領と元側近男性が会っていた事実はない」とする見解を初めて示しました。
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は、セウォル号沈没事故当日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が元側近男性と密会していたうわさがあることなどを報じ、大統領に対する名誉毀損罪で起訴されました。
うわさが事実かどうかが裁判の焦点のひとつになっていますが、30日の公判で裁判長は、「元側近の通話記録やこれまでの証言などから、大統領と元側近が会っていたうわさは事実ではない」との見解を初めて示しました。その上で、今後は、前支局長に大統領を誹謗する目的があったかどうかや、言論の自由の観点から弁護するよう促しました。
この問題をめぐり韓国政府は前支局長に対する出国禁止措置をとり続けており、人権侵害との批判があがっています。(30日18:44)
イランの核問題をめぐるイランと欧米など6か国の協議は、今月末に迫った枠組み合意の期限を前にぎりぎりの交渉が続いています。
スイスのローザンヌで開かれているイランの核問題をめぐる協議には、イランのザリフ外相のほか、アメリカのケリー国務長官ら欧米6か国の外相が参加しています。
イランの核開発をどこまで制限し、その見返りにイランに科している制裁をどう解除していくかで双方にいまだ隔たりがあり、合意には至っていません。枠組み合意の期限を翌日に控え、ケリー長官は、ほかの予定をキャンセルしてローザンヌに残り、協議を続けています。
核協議は去年夏から2度にわたって交渉期限を延長した経緯があり、交渉担当者は、「双方の溝は埋まってきているが、困難な状況が続いている」としています。(30日19:22)
ルー米財務長官(左)と会談する中国の李克強首相=30日、北京(EPA=時事)
【北京時事】ルー米財務長官は30日、北京で中国の李克強首相、汪洋副首相らと個別に会談した。訪中は今夏の米中戦略・経済対話に向けた事前協議が主な目的だが、米メディアによると、ルー長官は、中国主導で年内に設立されるアジアインフラ投資銀行(AIIB)が既存国際機関と連携するよう要請した。
AIIBの創設メンバーとなるための申請期限が31日に迫っており、駆け込みで届け出る国が相次いでいる。しかし、日本と米国は慎重な姿勢を崩しておらず、ルー長官も先に「米国の主導権への挑戦だ」と警戒感をあらわにしている。
ただ、膨大な費用を必要とするアジアでのインフラ整備事業にAIIBが貢献するという主張には反対できず、中国国営新華社通信によると、ルー長官は「AIIBと協力できることを期待している」と設立自体は支持。その上で、世界銀行やアジア開発銀行(ADB)などの既存機関と連携し、高い融資基準を確保するよう求めた。
【ワシントン共同】米CNNテレビは30日、米東部メリーランド州フォートミードの国家安全保障局(NSA)本部前で警察が発砲し1人が死亡、1人が重傷を負ったと伝えた。AP通信は、米連邦捜査局(FBI)がテロとの関連性はないとみていると報じた。
CNNによると、男2人が乗った車両がNSAの正門に突っ込もうとしたため、警察官1人が発砲した。死亡したのは乗っていた男の1人。不審者の侵入を阻止するため発砲した可能性がある。米主要テレビは、NSAの入り口付近で警察車両など2台が破損している映像を流した。
車両はNSAの建物からは遠く離れた場所で止められた。
生まれた時から不況しか知らず、何事に対しても欲がない「さとり世代」が、韓国の社会人や大学生の間で共感を呼んでいる。30日付で人民網が伝えた。
「さとり世代(漢字では達観世代)」は日本から伝わった言葉で、何事にもガツガツせず、競争心に乏しい20代の若者を指す。非正規社員であっても、仕事で昇級しなくても、収入が高くなくても満足してしまう世代だ。
韓国メディア「NOCUT NEWS」が就職サイト「JOB KOREA」上で大学生や求職者、会社員の計1150人に聞いたところ、58.6%が「さとり世代」という言葉を聞いたことがある、85.6%が「深く同感する」と回答。共鳴する理由については、28.9%が「自分もまさにその通りだから」、26.7%が「就職が難しいなら、消費を削る生き方も悪くない」と答えた。
「さとり世代」に同感しない回答者は、「若者が失業による社会的責任から逃げる口実にしているだけ」(46.4%)、「そういう生活ができるのは、親の支援が多少はあるはず」(26.3%)との見方を示した。「さとり世代」に対するイメージは、大部分が「消極的」、47.8%が「絶望、あきらめ」、35%が「社会の放棄」と答えた。
(編集翻訳 小豆沢紀子)