サッカーのＡＦＣチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）グループＦ第３節の広州富力戦を控え、現地入りした韓国の城南ＦＣが「ひどい待遇を受けた」として、韓国メディアが怒りをあらわにしている。１７日付で騰訊体育が伝えた。
　１７日の試合を控え、現地入りした城南ＦＣに練習場としてあてがわれたのは、地面がでこぼこの荒れたコート。とても練習できるような状態ではなく、複数の韓国メディアが写真入りで、「広州富力は不動産会社がスポンサーの金持ちクラブで、城南ＦＣとは比べ物にならないほどの財力があるはずだ」と抗議した。
　これだけではない。城南ＦＣの選手は空港に到着後、専用バス乗り場にたどり着くまで、荷物を抱えて２０分以上も歩かなければならなかった。他にもバスが停車できる場所はあったのに、わざわざ遠い場所を選んだようにも思える。さらに、中国側が城南ＦＣに用意した練習場はホテルから３０キロも離れており、初日は練習を放棄せざるを得なかった。
　ＡＦＣの規定では、広州富力側はアウェーチームのために毎日６セットのユニフォームを洗濯する決まりになっているが、これも守らず３セットしか洗濯しなかったという。
　（編集翻訳　小豆沢紀子）