【ワシントン＝白川義和】オバマ米大統領は１０日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナ東部での政府軍と親ロシア派武装集団との紛争について協議した。

　　ホワイトハウスによると、オバマ氏はロシアがウクライナへの兵員、武器輸送、親露派への資金援助を続けた場合、「ロシアが払う代償は増す」と述べ、圧力強化を警告した。露仏独とウクライナによる４者協議で「平和的解決」を目指すことをプーチン氏に促した。

　　オバマ氏は同日、ウクライナのポロシェンコ大統領とも電話会談し、ロシアが昨年９月の停戦合意に従うべきだとの立場で一致した。