社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
【ソウル時事】リッパート駐韓米大使がソウルで顔などを切り付けられて重傷を負った事件で、警察当局は6日、殺人未遂などの容疑で金基宗容疑者(54)の逮捕状を請求した。顔などを何度も攻撃した点から、殺意があったと判断した。
これまでの調べに、金容疑者は殺意はなかったと主張。しかし、全長25センチの果物ナイフを準備するなど計画的犯行で、傷も深いことから、警察は殺人の「未必の故意」があったとみている。ほかに、外国使節暴行と業務妨害容疑も適用した。
金容疑者は1999年〜2007年に北朝鮮を7回訪問。討論会を開き、朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に変えねばならないとする北朝鮮と同様の主張を繰り返していることから、警察は国家保安法違反容疑の適用も視野に入れている。
警察は6日午前、金容疑者のソウル市内の自宅兼事務所を家宅捜索。関係書類を押収し、詳しい動機や、背後に関係する組織がないかについて調べている。
これまでの調べに対し、金容疑者は単独犯と主張。動機について「南北和解の雰囲気を妨げる米韓合同軍事演習に抗議するため」と供述している。