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(屏東 11日 中央社)南部・屏東県の潘孟安県長が10日、同県政府を訪れた日本の対台湾窓口機関、交流協会高雄事務所の中村隆幸所長と面会し、日本からより多くの旅行者や企業に来てもらいたいとアピールした。
中村所長によると、同県に長期滞在している日本人は約100人。ホンダや矢崎総業などの日系自動車関連企業を含めた10社も工場を構える。県下にはマリンスポーツで有名な墾丁や台湾四大名湯の一つに挙げられる四重渓温泉を始めとした観光地があり、年間で数十万人の日本人が訪れているという。
潘県長は、長期にわたって同県の農産物や海産物が日本に輸出されていると述べた上で、貿易や経済交流により、双方の関係をさらに深めていければと期待を寄せた。
また、同県には日本統治時代に技師の鳥居信平が建設した地下ダム「二峰シュウ」や日本式の木造駅舎が現在も残る「竹田駅」などがある。潘県長はこれら建造物の保護や保存に取り組み、将来的に日本の自治体と姉妹関係が結べればと話した。今後は沖縄との音楽交流や、温泉地経営モデルを学ぶため、兵庫・有馬温泉への視察も予定されているという。(シュウ=土へんに川)
(郭シセン/編集:名切千絵)