社会そのほか速
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世界的に人気のゲーム「Minecraft」を、トルコの家庭・社会政策省が「暴力的で禁止するべきゲーム」だと結論したことが報じられて話題になっています。
Minecraftは広大なゲーム世界を自由に探索・構築できるサンドボックス型ものづくりゲーム。プレイヤーたちが協力して実在の巨大建造物を再現するプロジェクトが行われるなど自由度と創造性が高く、近年では子どもたちの間でも人気になっています。
Minecraftの一部のモードでは、モンスターを倒して身を守ったり家畜を攻撃して食料を手に入れるといった行動が必要。また、設定によってプレイヤー同士で攻撃しあうことも可能で、この点を「暴力的ではないか?」とジャーナリストに指摘されたことから、トルコの家族・社会政策省が調査に乗り出していました。
その結果、家や農地を作るといった行為は子どもたちの創造性を育てる役に立つが、その環境を守るために生き物を殺すのは、ゲームと現実の区別がつかない子どもにとって暴力を奨励することになる危険性があると判断したとのこと。また、マルチプレイヤーモードにのめりこむと、現実世界での孤立やオンライン上でのいじめなどの社会的リスクにつながるとして「禁止するべき」という調査結果を報告しました。
この結果はトルコ裁判所で審議され、もし禁止になればトルコ国内ではMinecraftの規制措置がとられるとのこと。「Minecraft」が禁止になった国の例は今までなく、ユーザーからは「その理由ならほかのゲームも同じじゃないの?」「こんなに平和なゲームもないと思うけど」など、調査結果を疑問視する声が多くあがっています。