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駐中国日本大使館の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは6日、北京市にある「中日友好医院」が15年1月より「中日医院」という略称を使い始めたことを紹介するツイートを掲載した。同アカウントには31万人のフォロワーがついている。
ツイートは、中日友好医院が1984年に日本政府の無償援助によって建設された、中国最先端の医療を誇る病院であること、日本の多く大学や研究機関が同医院と友好協力関係を築いていることを紹介。そして、15年1月より「中日医院」という略称を使い始めたと説明した。
中日友好医院が「友好」を省いて「中日病院」という略称を用いはじめたことに対して、多くの微博ユーザーから戸惑いの声が出ている。以下がコメントの一部だ。
「それじゃあ友好がなくなってしまうじゃないか」
「一般の中国人として申し訳なく思う。略称は政府のやったことであり、中国国民を代表するものではない」
「少なくとも理由の説明が必要。個人的には日本に対して反感を持っていないし、日中両国が仲良くやっていくことを願っている」
「すみません。改名するのに私の同意もいらないし、私にも投票権がないので」
「自分が知っているのは中日友好病院。中日病院など知らない」
「困難な局面だから友好をやめるのか? 困難は一時的なもの。友好は長く続いてほしい」
「こんな文字遊び、意味有るのか?」
「某政府に左右されてはならない。友好を続けよう」
「そもそも友好じゃないしな」
また、感想の中には中日友好医院にお世話になった感想を綴るユーザーもいた。
注意しなければいけないのは、ツイートでも「略称を使い始めた」としているとおり、正式名称は現在も「中日友好医院」であるということ。国の衛生当局が略称を規範化するために定めたもので、ほかの一部医療機関も同時に略称が設定された。
同医院の微博アカウントによるツイートに対しては「小さいころから中日医院と呼んでいる」、「中日病院でもう慣れているし、バス停の名前にもなっている。政治的な問題ではない」という意見もあった。この略称化問題をやや政治的な観点から捉えるユーザーが目立つことからは、日本との関係やそれに対する政府の行動に対して過敏気味になっていることが伺えるかもしれない。(編集担当:近間由保)(写真は駐中国日本大使館の微博アカウントが6日付に投稿したツイートの画面キャプチャ)
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