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【カイロ共同】イラク北部の主要都市ティクリートの奪還作戦を開始したイラク軍は2日、郊外の一部の地区を過激派組織「イスラム国」から奪還した。英BBC放送が治安当局筋の話として報じた。激しい戦闘が続き、数十人の死者が出たもようだ。
ただ、AP通信によると、イラク軍は中心部には進攻しておらず、作戦は長期化が予想される。米軍はイスラム国に対する空爆を主導しているが、米国防総省のウォーレン報道部長は同日、今回の作戦で米軍は空爆による支援はしていないと述べた。
イラク軍側は3万人規模で、イスラム教シーア派民兵やスンニ派部族なども含まれている。