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DARPAですら未完成の「音で火を消す」技術を2人の大学生が開発(米研究)

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 DARPAですら未完成の「音で火を消す」技術を2人の大学生が開発(米研究)
  音波で火を消すという技術はこれまでも進められてきている。DARPA(国防高等研究計画局)でも巨額な資金を投資し開発が進められていたのだが、小型の装置での開発には至っていなかったようだ。
   今回、米バージニア州のジョージメイソン大学工学部の2人の学生が快挙を成し遂げた。一般の消火器ほどの大きさで、音波を使って消火する装置を作り上げたのだ。
 [動画を見る]
 Pump Up the Bass to Douse a Blaze: Mason Students’ Invention Fights Fires
  この消火器を開発したのはジョージメイソン大学工学部4年生のビエト・トランさんとセス・ロバートソンさんだ。
 [画像を見る]
  一見普通の消火器のようだが、これはサブウーファーほどの大きさのスピーカーから出る音波で消火することができる。従来の消火器だと泡が飛び散り消火した後の残留物などの片付けが大変だが、音波なら後片付けは一切ない。
 [画像を見る]
  この音波消火器は、一般家庭で油に付いた火を消したり、無重力状態の宇宙での使用を想定している。2人はこの音波消火器の暫定特許の取得を目指しているという。
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