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ヘルタ・ベルリンに所属するFW原口元気が、ユニークな起用法をされている。28日付のドイツ紙『ビルト』が報じた。
25日に行なわれたブンデスリーガ第30節で、ヘルタ・ベルリンはバイエルンと対戦。左サイドで先発出場した原口だったが、後半は右サイドにポジションを移していた。
同紙によると、ヘルタ・ベルリンを率いるパル・ダルダイ監督は、ドイツ語が苦手な原口への指示が出しやすいよう、常にベンチに近いポジションに同選手を起用したという。
現在39歳の若き指揮官、ダルダイ監督は「前半は左、後半は右サイドで起用した。守備に関する指示を出しやすくするため、元気が常に私の近くに来るように配置している」と、この起用法を認めた。
試合には0-1で敗れたものの、ドイツメディア『Sportal.de』は、「原口はヘルタのレギュラーの中で、ますますチームの中心を担う選手となりつつあり、それは彼がバイエルン戦で見せた、何としてもボールを奪ってやろうという、ものすごい強気なところからも分かる。ヘルタの選手の中では、最多となる一対一に挑み、そのうち半分以上で勝った」と、原口に高い評価を与えている。