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2015年4月1日、香港のトップスターだった女性歌手アニタ・ムイ(梅艶芳)の遺産トラブルで、実母が援助を求めていた親族の葬儀費用がやっと認められたことが明らかになった。成報が伝えた。
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03年はレスリー・チャン(張国栄)とアニタ・ムイ、トップスターが相次いで若くして亡くなり、香港社会に大きな衝撃を与えた年だった。レスリーが12年目の命日を迎えた1日、アニタ・ムイの長年続く遺産トラブルで新たな動きが報じられている。
アニタは03年12月、子宮頸がんのため40歳の若さで他界した。遺産トラブルを恐れて基金を設立し、その中から母親の覃美金さんに毎月の生活費を渡すよう遺書の中に記していた。しかしアニタの死後、これを不服とした覃美金さんおよび長兄が04年、遺産全額を相続する権利があると主張し裁判に発展。11年5月に敗訴が確定したものの、覃美金さん側は徹底的に戦う姿勢を崩していない。
覃美金さんはこのほど、アニタの次兄が病死したため葬儀費用を求めて裁判所に訴え出た。さらに医師の証明書を提出し、自身の寿命はまだ20年あるため、その生活費として5500万香港ドル(約8億5000万円)を援助してくれるよう求めていた。なお、覃美金さんは1923年生まれで今年92歳になる。
裁判所では1日、この訴えについて次兄の葬儀費用17万香港ドル(約260万円)の申請のみ認めている。ネットユーザーの間からは、「レスリーと違い、アニタは安らかに眠れない」と同情の声が聞かれる。(翻訳・編集/Mathilda)