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広島 心に傷抱えて

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広島 心に傷抱えて

 死者72人の甚大な被害をもたらした広島市北部の土砂災害。いまだ行方不明者2人の捜索は続く。

  • 【見つけてくれて】 高木鈴男さん(77)の娘と孫が住む新築のアパートが、土石流の直撃を受けた。現場一帯は立ち入りが規制されていたが、「どうしても手がかりを捜したい」と警官2人に付き添われ、坂道を上った。アパートは跡形もなく、高木さんは現場を前にぼうぜんと立ちつくした。そのとき携帯電話が鳴り響いた。遺体発見の連絡だった。「2人を見つけてくれてありがとう」と、警官に深々と頭を下げると、あふれる涙をぬぐいながら遺体安置所に急いだ。(8月27日、広島市安佐南区八木3で)
  •  

      街は土砂に覆われ、がれきが散乱。山肌は大きくえぐられたままだ。何より大切な家族を失った人たちの心には深い傷が残った。

      現場には、捜索の様子を祈るように見つめる人や家族の手がかりを必死に捜す人、目の前に広がる惨状に言葉を失う人たちの姿があった。がれきの脇に手向けられた花は、悲しみの深さを物語る。失ったものはあまりに大きく、復興への歩みは始まったばかりだ。

       写真部 竹田津敦史、大原一郎、大久保忠司

    • 【必ず地域を再生】 犠牲になった藤井弥生さん(81)の自宅のあった場所では、近所の住民たちが訪れては花や水を供え、手を合わせていた。藤井さんは、町内会副会長として活躍していた。てきぱきとして、はっきりものを言い、パソコンも使いこなす。多くの住民が頼りにしていた。「災害で大変なときに、大事な人を失った。藤井さんの無念を晴らすためにも、必ず地域を再生する」と住民たちは声をそろえた。(8月28日、広島市安佐南区八木4で)

       

      • 【新居で一生懸命】 菅保美(すがやすみ)さん(68)は県営住宅の2階で被災、部屋の一部は土砂に埋まったが、九死に一生を得た。「神様仏様が、あなたはまだ生きなさいと言うとるんじゃないかと思う。これからは一生懸命生きないけん」と話した。抽選に当たり、広島市中心部の被災者向け住宅に入居することになった。自宅から旅行バッグに少しずつ必要なものを詰め込んで持ち出している。壁には生々しい泥の跡がまだ残っていた。(8月30日、広島市安佐南区八木3で)

         

        • 【各地に同じ地形】 日が暮れると、街に覆いかぶさるような阿武山のシルエットが浮かび上がった。砂防学会の緊急調査団長として現地を調べた広島大の海堀正博教授は、日本各地に同じような場所があると指摘。「大雨が降る予報があれば、ちゅうちょせず早めに避難してほしい。それが難しい場合は斜面と反対側の部屋や2階で過ごすことが有効だ。多くの犠牲者を出したことを忘れず、『我がこと』として土砂災害に対する危機意識を持ち続ける必要がある」と警鐘をならす。(9月2日、広島市安佐南区八木で)

           

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