社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
皆さん、ガンダムはお好きですか? 先日、劇場公開された「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」は大好評とのことですが、視聴者の瞳がだんだん濁ってくることでお馴染みの作品が、Blu-ray Box化されることが決まりました。
1993年にTV放映された「Vガンダム」です! ザンスカール帝国の恐怖政治とそれに対抗するレジスタンス組織リガ・ミリティアの戦闘に巻き込まれてしまった少年、ウッソ・エヴィンが主人公。成り行きでMSに搭乗しこれを撃退したことをきっかけに、リガ・ミリティアの旗印としてVガンダムに乗り込み、戦争を戦い抜いていくというストーリーです。ザンスカール帝国の兵器もぶっ飛んでいます。バイクを模した巨大戦艦、タイヤを履いたMS(モビルスーツ)など、メカニック面でも群を抜いて独創的です。
ストーリーだけ見ると伝統的なガンダムのフォーマットですが、富野由悠季監督がご乱心。序盤から残酷なシーンが目白押しで、登場人物(主要キャラクター含む)が次々と死亡していく「黒富野」と呼ばれる情け容赦無用のストーリーが展開され、物議を醸した異色の作品なのです。富野監督はVガンダムの出来栄えに対し不満を持っていたそうで、2004年にDVD Boxが発売された際には「このDVDは見られたものではないので買ってはいけません」など、製作者とは思えない苛烈なコメントを残しています。
今回のBlu-ray Box発売に対するコメントでもやっぱりボロクソ言っている富野監督。「何がダメなのか探してください。」という哲学的な問いかけから始まり、「この作品は全否定したいと思っているものです。このような結果になったのは、全て監督の責任です。何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています」という、逆に見たくなってしまうコメントが炸裂しています。
機動戦士Vガンダムの公式サイトもオープンしましたが、キャラクター紹介のページでネタバレ全開。いきなり飛ばしすぎ!
人気投票第1弾として「好きな話数と印象的なセリフ」も企画されています。「Vガンダムには印象的なセリフしかねーだろ」「あのセリフを公式サイトに載せていいのか!?」という褒め言葉もチラホラ。…