社会そのほか速
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こうじの香りがプンとして、つぶつぶの舌触りが心地いい甘酒。ほっとする、懐かしい味わいです。昔ながらのつくり方は手間がかかるので、今の時代向けに、保温ポットでつくるレシピを料理研究家の中川たまさんが紹介します。
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温度管理が楽で、保存期間内に飲みきれる手ごろな分量。温めて、しょうがのすりおろしを少しのせて飲むのがおすすめ。こうじの甘さがキリッと引き締まります。しょうがのかわりに、柚子(ゆず)やレモンなどのかんきつ類を搾ってもおいしい。生のこうじが手に入らなければ、乾燥のこうじを戻して、同様につくるとよいでしょう。
■材料(でき上がり500ml分)とつくり方
1 鍋にご飯(温かいもの)100gと水カップ2を入れて中火で煮立たせる。弱火にして10~15分間、おかゆになるまで煮る。この間、保温ポット(500ml容量が最適)に熱湯を注いで温めておく。おかゆの火を止めて8~10分間おき、50~60℃に冷ます。米こうじ(生)150g(または乾燥こうじ150gをヒタヒタの水で戻したもの)を加えてよくかき混ぜる。
2 ポットの湯を捨て、1を入れてふたをし、一晩(約8時間)おく。こうじが柔らかく、とろみがついて甘くなれば完成。甘くなければ、もう少しおく。長くおきすぎると発酵がすすんで酸味が出るので注意。
※保存容器に入れて冷蔵庫で2~3日間保存可能。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年3月号より