中国メディア・新華国際は１８日、中国人が買い漁る韓国製品は、実は韓国の消費者には見向きもされないものばかりだと忠告した。
　
　【その他の写真】
　
　韓国でのブームは下火となった有名ブランド「ＭＣＭ」。韓国ではここ２年ほどマイナス成長を続け、見向きもされなくなった感があるが、中国の若者の間では大変な人気。ＭＣＭにとって中国はアジア最大の市場となっている。
　ＭＳＭはもともとドイツのブランドだったが、０５年に韓国の聖株グループが買収。韓国の百貨店がかつて取材で語ったように、ＭＣＭ製品の特長は「中国人の好きな黄色」「ヒョウ柄」「黄金の鋲（びょう）」。残念なことにこれらの特長は、韓国人の好みではなかったようだ。
　韓国のファッションブランド「Ｔｅｅｎｉｅ Ｗｅｅｎｉｅ」も大喜びで買っていくのは中国の若者のみで、韓国人が興味をそそられている様子はない。明洞に複数ある専門店は、どこも中国人観光客だらけで、韓国人の姿はない。中国で大ヒットしている韓国コスメも売り手側の戦略に乗せられているだけ。中国人に人気の「蘭芝（ナンジ）」シリーズも、韓国では単なる中低級ブランドにすぎないという。
　（編集翻訳　小豆沢紀子）