社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
中国メディアの張家界在線は7日、中国高速鉄道は中国人にとって切り離すことのできない存在になったと主張し、「中華民族の偉大な復興を加速させる存在だ」と論じる記事を掲載した。
記事は、「中国人にとって高速鉄道はいつでも、どこでも話題にのぼる対象になった」とし、中国高速鉄道には常に国民の視線が注がれていると主張。さらに2011年の衝突脱線事故の発生後は「中国高速鉄道の技術は未熟だ」、「中国には高速鉄道は不要だ」といった反対の声も高まったと紹介した。
また、中国高速鉄道に対する反対の声として「中国は貧しい国民が多く、高速鉄道を利用できる人は少ない」、「莫大な投資を回収することができるはずがない」、「中国には高速鉄道事業を成立させるだけの能力はない」といった声のほか、事故発生によって安全性に対する疑問の声もあがったと紹介した。
続けて記事は、高速鉄道の普及推進は中国の国情に合致していると主張し、「人口が多く国土の広い中国ではもともと鉄道が長距離移動の主要手段だった」と指摘。高速鉄道が存在する前、春節(旧正月)や国慶節(建国記念日)における長期休暇は鉄道利用客が急増するため、鉄道輸送にとって極めて大きな負担となっていたと指摘する一方、高速鉄道は今や国の鉄道輸送の主力となったとし、「中国の経済発展においても大きく貢献している」と論じた。
また、中国高速鉄道に対する「莫大な投資を回収することができるはずがない」との批判について、中国鉄路総公司の胡亜東・元副総経理の話として「中国高速鉄道の2014年における輸送人員数は前年比35.1%増の9億800人に達し、上海と北京を結ぶ京滬高速鉄道などの路線は黒字化を達成した」と紹介。開業からごく短期間で黒字化を達成した事に対し、「高速鉄道建設を決定した当時の指導層に称賛を送ると同時に高速鉄道に関わる全ての人の貢献を忘れてはならない」と主張。
さらに、高速鉄道は短期間で中国を代表する「名刺的存在」になったとしたうえで、「高速鉄道は中華民族の偉大なる復興の縮図だ」とし、すべての中国国民にとって誇りとすべき存在であると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Ingrid Hogenbijl /123RF.COM)
【関連記事】
国連が中国に向け「声明」・・・パクリが多すぎます。注意してください
中国高速鉄道 各国の技術を統合しても「パクリ」になるのか
日本の新幹線には 「技術の結晶とサービスの真髄」
新幹線を見習え! 「中国の車内販売は高価でマズくて種類が少ない」
「三菱製エンジン」なくして、「中国ブランド車」はありえない!?