社会そのほか速
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NHKの籾井会長が私的なゴルフで使ったハイヤー代がNHKに請求されていた問題で、民主党の奥野議員は国会で「業務以外に支出することは放送法違反ではないか」と追及したのに対し、NHKの上田監査委員は「コメントを控える」と答弁しました。
「秘書室に発注した時点で『自ら負担する』と言ったことは事実確認できていないということですね」(民主党 奥野総一郎議員)
「総合的に勘案して、監査委員会報告書の通り、プライベート目的での手配の要請であること、会長が手配を要請した時点で自らハイヤー代金を負担することについては、会長と秘書室のいずれも了解していたと」(NHK監査委員会 上田良一監査委員)
民主党の奥野議員は衆議院総務委員会で、NHK監査委員会の報告書では籾井会長がハイヤーを発注した際に自ら代金を支払う意思があったことを示す証言がないと指摘し、伝票を提出するよう要求しました。
これに対し、NHK監査委員会の上田監査委員は、“調査の具体的内容や資料の公表は控えさせていただく”としたうえで、「複数の対象者から聴いた内容を総合的に勘案し、籾井会長自ら負担することは会長も秘書室も了解していると判断した」と述べました。
奥野議員は、ハイヤー代をNHKが立て替え払いしたことは“NHKの収入を業務遂行以外の目的に支出することを禁じた放送法に違反するのではないか”とも追及しましたが、上田監査委員は「現時点ではコメントを控える」と述べるにとどまりました。(20日12:53)