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昼間は元気に遊びまわっていたのに、夜になって寝ているとなぜか「足が痛い」と言って泣く、という子どもの症状に悩まされているママもいるでしょう。
朝起きてからは、ケロッとしていて、まったく足を痛がる様子がないことから、「昨日の夜の出来事はなんだったんだろう?」と疑問に感じるケースも多いはずです。
夜になると現れ、朝になると収まる足の痛みは「成長痛」の可能性もあります。実は成長痛は、幼児期の子どもにもおこることがあるのです。
■成長痛とは?
成長痛とは、骨や関節が未発達な子どもに見られる症状です。成長痛という病気は医学上ないのですが、成長期の子どもの多くに見られる痛みであることから、そのような通称で呼ばれています。
成長痛のおもな原因は、身体の急激な成長により、骨だけが急激に成長してしまい、周りの筋肉や腱が骨と共に成長することができないことだといわれていますが、それだけではありません。
昼間、活発に運動をしたため、疲労が溜まっていたり、ストレスが原因で痛みが出たりすることもあります。痛みを感じる場所も、ひざや足の付け根、腰など、人によってさまざまです。
■成長痛は、いつからおこるの?
成長痛を感じる時期は、小学校から中学校にかけて、第二次性徴に伴い身体が大きくなる時期に多いといわれています。特に、男の子に多いようです。
しかし、子どもの身体は幼児期であっても当然成長しています。早い子だと幼稚園、保育園の時期から痛み=成長痛を感じる子もいるでしょう。実際に、「4歳、5歳頃から成長痛で夜泣きが続いた」という先輩ママもたくさんいます。
「まだ小学校にも入学していないのに、成長痛なんて…」と思うかもしれませんが、意外と多くの子に起こる症状です。夜中に痛がることが続くようなら、成長痛の疑いがあるかもしれません。
ただし、くれぐれも自己判断は禁物。様子を見ながら、必ず医師に診てもらいましょう。
■成長痛で足が痛いと言っている時の対処法は?
子どもが成長痛で「足が痛い」と訴えてきた時、先輩ママはどのように対処してきたのでしょうか? 代表的な対処法をいくつかご紹介しましょう。
<子どもの成長痛への対処例>
・足をさする
・足を高くして寝かせる
・伸縮性の高い包帯やテーピングなどで軽く固定する
・冷却シート(発熱時に用いるもの)や氷などで冷やす
なお、市販の湿布で対処することも可能ですが、大人用のものは、市販薬とはいえ子どもには刺激が強すぎることもあるので、避けたほうがよさそうです。…