社会そのほか速
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以前の記事で中国で iPhone6 の密輸事案をご紹介した。その方法はコッソリ船で持ち込んだり、体に巻きつけて税関を突破しようとするなどさまざまだ。そんなモンスターと地道に戦い、成果をあげている税関はグッジョブであろう。
だが、きっと皆さんも気になっていると思う。「没収された iPhone はどこへいくのか」と! 先日、中国でも “その答え” が話題に。というのも、2014年9月の発売以来初めて、iPhone6 が税関プレゼンツの公開オークションに出品されたのである!
・ついに iPhone6 が税関オークションに!
今回、オークションにかけられたのは広東省の「江門税関」の没収品である。出品された iPhone6 は、貨物船員が不法に所持していたもので、食品やその他の没収物と共にリスト入りして注目を集めていた。
・えっ、5台だけ?
過去の iPhone 密輸摘発のニュースを見てみると、一度に100台単位で発覚することもあった。今回のオークションでもさぞかし大量に出品されているのだろう……と、思いきや! たったの5台!! 出品されたのはたったの5台だけだった。
・1台あたり約8万3000円で落札
ご存知のとおり中国では iPhone6 は大人気。しかも公開オークションへの初出品ということもあり、多くの人が盛り上がりに期待した。しかし、だがしかし!!
スタート価格・5台で1万8500元(約36万円、1台あたり約7万円)に対し、落札価格は2万1500元(約45万円)。1台あたり4300元(約8万3000円)という決してドラマティックとは言えないリアルな価格でオークションは終了したのだった。
・高かったのか? 安かったのか?
ちなみに中国版の iPhone6 (16GB)は5288元(約10万円)。香港版の同モデルは5588香港ドル(約8万6000円)だ。今回の落札価格は、香港版と比較した場合そう変わらないが、中国版と比べると一番安価なモデルと比べても1000元(約2万円)ほど安い。
ただ、充電器やケーブルなど付属品がついていないので、別途購入が必要だ。全てアップルストアで購入した場合、500元以上(約1万円)する。出品された iPhone の容量にもよるが、メチャクチャお買い得とも言えないだろう。
・売上げは国庫に上納
今回は iPhone6 が初めて出品されて注目を浴びたが、中国では法的に特殊な対処をする必要がない税関没収物は公開オークションにかけられることになっている。…