社会そのほか速
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米男子ゴルフ「アーノルド・パーマー招待」最終日(22日、フロリダ州オーランド・ベイヒルクラブ&ロッジ=7419ヤード、パー72)
53位から出た松山英樹(23)が5バーディー、1ボギーの68とチャージをみせた。通算8アンダー、21位タイまで順位を上げて4日間を終えた。マスターズトーナメント(4月9日開幕、米ジョージア州)につながるフィニッシュだった。
2番でティーショットがバンカーにつかまってボギーが先行したが、5番で3メートル、6番でも20センチに寄せて連続バーディー。後半もドライバーが安定し、パー5の16番は2オン、17番は10メートルのロングパットをねじ込んでスコアを伸ばした。
一方、残念だったのは17位タイから出て、今季初のトップ10入りに期待がかかった石川遼(23)。終盤大きくスコアを落とし、通算5アンダー、43位タイと順位を下げた。2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75だった。
マット・エブリー(米国)が7バーディー、1ボギーの66で通算19アンダーまで伸ばし連覇した。
群雄割拠の3歳牡馬戦線に、また“スター”が誕生した。皐月賞TRフジテレビ賞スプリングSは、キタサンブラックが抜群のレースセンスでGI馬など強豪を封じ込めた。
1000メートル通過62秒6の超スロー。これが中山、ともいうべき器用さが求められる流れのなか、直線で早め先頭から抜け出すお手本のようなレースぶりを見せた。
これで連勝は『3』に伸び、「直線はコースにたくさん鳩が止まっていて、物見するような場面もあったけどね。毎回毎回、関東に運んできてもらって、いつも上手にクリアしてくれるね」と、余裕残しのVに北村宏騎手がニッコリ。
そして、ジョッキーに負けないくらい、表彰式でファンの声援を集めていたのが北島三郎オーナーだ。
スタンドからの「サブちゃん、ダービーも勝てるよ!」との声に満面の笑みで手を振った大スターも、無傷のTR制覇に興奮を隠さない。
「自分のことだとまずアガらないんだけど、馬のことになるとダメだね。(馬主席から)どうやって階段を降りたか覚えていないもの」と照れ笑い。
“キタサン”の冠号でおなじみで、馬主歴は実に42年目だ。有名人オーナーの草分けといっていい大御所だが、GI制覇はまだないだけに、ブラックへの期待は無限大だ。
「北海道の牧場で初めて見たときに、何というか、スターの顔、目つきをしていたんだ。こんなに気分がいいこともない。皐月賞当日は、競馬場で歌っちゃおうかな」
国民的スターの秘蔵っ子も参戦と、いよいよ役者がそろった3歳牡馬クラシック。ハイレベルな第一幕・皐月賞はどんな決着を見るのだろうか。 (内海裕介)
開幕1軍スタートが濃厚な阪神のドラフト3位・江越大賀外野手(22)=駒大=のブレークを期待する、ニンジン作戦が浮上している。外野のレギュラー争いでは、昨季ゴールデン・グラブに輝いた大和、ベテラン福留らとハイレベルな戦いを展開。人気も上昇の気配が漂うだけに、オイシイ話が舞い込みそうだ。
「江越が1軍で早い時期にレギュラー出場すれば、通年で発売する個人グッズを作る案が出ている。昨季の新人だった梅野で“実績”があるからね」(球団関係者)
梅野は昨季、新人捕手ながら92試合に出場。その活躍ぶりに球団は6月にTシャツ、フェースタオルなどに似顔絵と梅の花をプリントした「梅ちゃんグッズ」を発売。あまりの人気に1カ月後には増産し「ホンマにバカ売れした」(同)とホクホクだった。
その2匹目のドジョウ候補が江越。「梅野に続き、女性人気を得られる20代独身の選手として売り出したい」(同)と熱視線を送っている。
選手としてもありがたい話。グッズが売れれば選手に渡るロイヤルティー(著作権使用料)がばく大な額になるからだ。「年俸の他にグッズ絡みの副収入が多いのは熱狂的ファンを抱える一部球団だけ。他球団から移籍して、その実情に仰天する選手がいるほど。また自分のグッズができるというのは、一流選手の証しにもなるのでうれしい」(ある選手)
これだけニンジンをぶら下げられたら、ルーキーもレギュラー奪取へ目の色を変えるはずだ。 (山戸英州)
【ダッグアウトの裏側】これも時代の流れなのか。
サッカーの米プロリーグ(MLS)に今季参入したニューヨーク・シティー(NYC)が15日、ヤンキースタジアムで開幕戦を行った。これまでもサッカーやアメリカンフットボールなどの試合が単発で開催されてきたが、NYCは大リーグのシーズン中もホームとして使用する。
NYCはヤンキースや、英プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティーのオーナーグループが共同保有するチーム。ヤンキースタジアムをサッカー兼用にすれば集客力や話題性が高くなるばかりか、ヤンキースの遠征中も稼ぐことができる。ビジネスとしては正しい選択かもしれないが、多くの野球ファンの反感を買ったのも事実。「大リーグの聖地ではなくなった」という声も上がっている。
2010年にジョージ・スタインブレナー前オーナーが80歳で亡くなるまで、こんなことは考えられなかった。強引なワンマン経営で批判も多かった一方で、野球と競馬、そして勝利を愛していたからだ。
印象深いのは、現在のヤンキースタジアムの建設計画を発表した会見。旧球場の取り壊しを疑問視する女性リポーターに、こう返答した。
「あなたは球場で試合を見たことがありますか? トイレが少なくて女性ファンが困っているのを知っていますか? 新球場ができれば、そんな問題も解消されます」
もちろん新球場建設で多くの利益も得ただろうボスだが、ファンを大切にしていた。対照的に息子のハル・スタインブレナー現オーナーは、ビジネスライクな人物だ。
ヤンキースは主将のデレク・ジーター内野手が昨季限りで引退。今季は苦戦が予想されている。ヤンキースタジアム独特の雰囲気が薄れれば低迷は必至。名門の輝きまで失ってしまいそうだ。
■田代学(たしろ・まなぶ) サンケイスポーツ一般スポーツ担当部長。1991年入社。プロ野球のヤクルトと巨人を担当後、休職し米オハイオ大に留学。復職後は長野、シドニー両五輪の担当を経て、2001年から13年11月まで米国駐在の大リーグ担当キャップ。全米野球記者協会理事や13年ワールドシリーズの公式記録員を日本人記者で初めて務めた。愛称は「ガク」。
サンプドリア戦に臨んだマンチーニ監督 [写真]=Getty Images
セリエA第28節が22日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルは敵地でサンプドリアと戦い、0-1で敗れた。
ロベルト・マンチーニ監督が、試合後にイタリアメディア『Rai』のインタビューに応えている。
マンチーニ監督は、「この試合、選手たちは素晴らしい戦いをしてくれた。引き分けでも妥当なものではなかった。なぜなら勝利に値するプレーを見せてくれたからだ。しかし、これがサッカー。今はこのような結果に終わっている。サッカーでは、このように上手くいかないことがあるが、やがて物事が変わっていく」とコメント。
結果に悔しさを見せる指揮官は、「守備はリスクを冒すようなプレーはなかった。サンプドリアには攻撃を何も許さなかったが、エデルの素晴らしいFKの一撃で失点を喫してしまった」と話し、守備陣も問題がなかったことを強調した。
さらに「チームは試合の最初から常に主導権を握ってプレーしており、良くなってきている。だが、ポジティブではないこの時期、結果を得ることが重要だ。多くの勝ち点が不足しているが、この道を歩まなければならない」と続け、内容に加え結果を出すことが大切であると語っている。
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