社会そのほか速
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イングランド・プレミアリーグのリバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督が、来季は再びタイトル獲得に向けて挑戦すると意気込んでいる。
リバプールは昨季、24年ぶりのリーグ優勝まであと一歩に迫ったが、最終的に2位でシーズンを終えた。今季こそプレミア制覇の夢を叶えようと夏に大量補強を敢行したものの、FWルイス・スアレスを失ったチームは年間を通して安定した戦いを見せることができず、チャンピオンズリーグ出場権獲得も危うい状況のまま残り5試合となっている。
英紙『デイリー・ミラー』でロジャース監督は「私がここへ来たときは長い道のりだと思ったよ。クラブは8位だったし、リーグ優勝の話すらできなかった。挑戦できなかったことにこれほど失望するというのは、それだけクラブが前進したという印だよ。
もちろん、チャレンジすることがなくなれば残念なことだ。だから我々は再び前進していけるという大きな望みをもてる。将来に疑いはない。ただ受け入れるのではなく、戦い続けることが重要だ。我々は選手を成長させる方法を見出さなくてはならない。このクラブには私をハングリーさせる何かがあるし、ここでの時間が尽きない限りは走り続けたいと思う」と前向きな姿勢を強調。
また、来シーズンの展望については「私が最初にここへ来たときと同じように、得点力を向上させる必要がある。それをまず解決するためにも、適切な選手を見つけなければならない。ビッグサマーになるだろうね」と、さらなる補強を見据えていた。
アーセナルのCEO(最高経営責任者)を務めるイヴァン・ガジディス氏が、クラブの方針を語っている。28日付のイギリスメディア『BBC』が伝えた。
今シーズンのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で、アーセナルはモナコにアウェーゴールの差で敗れ、5年連続となる16強での敗退を喫している。ガジディス会長は「我々の目標は、チャンピオンズリーグで勝利することではなく、ファンに誇られることだ」と、明かしている。
また、同チームを率いるアーセン・ヴェンゲル監督をワールドクラスの監督と称賛し、「我々にはこの旅が非常に合っている。終点に行き着くことはないだろう」と、いつまでも同じ目標を目指し続けることを口にした。
5月2日に行われるプレミアリーグ第35節で、アーセナルはハルと対戦する。
ヘルタ・ベルリンに所属するFW原口元気が、ユニークな起用法をされている。28日付のドイツ紙『ビルト』が報じた。
25日に行なわれたブンデスリーガ第30節で、ヘルタ・ベルリンはバイエルンと対戦。左サイドで先発出場した原口だったが、後半は右サイドにポジションを移していた。
同紙によると、ヘルタ・ベルリンを率いるパル・ダルダイ監督は、ドイツ語が苦手な原口への指示が出しやすいよう、常にベンチに近いポジションに同選手を起用したという。
現在39歳の若き指揮官、ダルダイ監督は「前半は左、後半は右サイドで起用した。守備に関する指示を出しやすくするため、元気が常に私の近くに来るように配置している」と、この起用法を認めた。
試合には0-1で敗れたものの、ドイツメディア『Sportal.de』は、「原口はヘルタのレギュラーの中で、ますますチームの中心を担う選手となりつつあり、それは彼がバイエルン戦で見せた、何としてもボールを奪ってやろうという、ものすごい強気なところからも分かる。ヘルタの選手の中では、最多となる一対一に挑み、そのうち半分以上で勝った」と、原口に高い評価を与えている。
【セ・リーグ】
巨人 菅野智之
対
中日 山井大介
(東京ドーム 18時)
阪神 岩田稔
対
ヤクルト 石山泰稚
(甲子園 18時)
広島 前田健太
対
DeNA 高橋尚成
(マツダスタジアム 14時)
【パ・リーグ】
日本ハム 中村勝
対
ソフトバンク 武田翔太
(札幌ドーム 13時)
ロッテ 田中英祐
対
西武 十亀剣
(QVCマリン 14時)
オリックス B・バリントン
対
楽天 美馬学
(京セラD大阪 14時)
2三振を含む三者凡退に抑えた今季2勝目、「速球の勢いを取り戻した」
レッドソックスの上原浩治投手が27日(日本時間28日)、本拠地でのブルージェイズ戦で9回から登板し、今季初勝利を挙げた。5-5の同点でマウンドに上がり、2三振を含む三者凡退の快投。その裏にベッツがタイムリーを放ち、6-5でサヨナラ勝ちした。
25日のオリオールズ戦では2失点を喫し、敗戦投手となった右腕。中1日で一転して好投した裏には女房役に対するある要求があったことをMLB公式サイトが「コウジがジェイズ戦の勝利でファストボール(速球)の勢いを取り戻す」との見出しで特集している。
2日前の救援失敗から上原は一気に立て直した。9回に登板すると、スプリットで2者連続空振り三振。最後のバッターもスプリットでサードフライに仕留めた。切れ味鋭い伝家の宝刀で打者を撫で斬りにした守護神だが、復調の理由はファストボールにあったという。
特集では「土曜日にボルチモアで救援失敗した時、コウジ・ウエハラのファストボールは彼のレパートリーからほとんど見ることができなかった。投げた時も80マイル台中盤(約135~138キロ)のスピードだった。だが、クローザーは月曜日の夜、レッドソックスのためにボールを握ると、そのボールを隠そうとしなかった。むしろ、ライアン・ハニガン捕手に要求するように仕向けた」と報じている。
MLB公式サイトの速報によると、この日の投球内容はスプリットが11球、ファストボールが4球で、スライダーが1球と分析されている。オリオールズ戦ではほとんど投げなかったというファストボールの割合は、25パーセントとなっていた。
「前回の登板でファストボールの重要性が分かった」
上原は通訳を介してこう語ったという。
「配球については、今回はハニ(ハニンガム)にもっと多くファストボールを投げたいと伝えていた。いいかどうかはまだ分からないけど、今シーズンはそこまでファストボールを投げていなかった。前回の登板でファストボールの重要性が分かった」
この日は、2人目のピラーに投じた5球目が最速の88マイル(約142キロ)を計測したが、記事では「(80マイル台中盤だった)前回登板より大きな進歩があった」と指摘している。
「ボルティモアの2試合目は今年初めて彼が連続で登板した試合だった。彼の腕に力が戻っていることを願っている。数日のオフで少し元気になったように見えた。…