陸上男子１００メートルで９秒台突入が期待される選手の一人、山県亮太が２３日、横浜市内で行われた慶大の卒業式に出席し「長いようで短い学生生活が終わった。支えてくれた仲間に感謝したい」としみじみと話した。

　　２年時に出場した２０１２年ロンドン五輪は１０秒０７の自己新記録をマークして準決勝に進出。１３年は日本選手権を制した。最近は桐生祥秀（東洋大）の勢いに押され気味で「ロンドン後はしばらくタイムがでていない。世界の大舞台で更新したい」と成長を期した。