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13日、PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会の決勝ラウンドが代々木競技場第一体育館で開幕。1次ラウンドを勝ち抜いた6チームに、Fリーグのプレーオフ1位の名古屋オーシャンズ、同2位のシュライカー大阪を加えた8チームが激突しベスト4進出チームが決定した。
この日行われた準々決勝の4試合は、1試合のPK戦を含め3試合が1点差以内で決着する接戦となった。特に、PK戦へともつれ込んだペスカドーラ町田と府中アスレティックFCの戦いはし烈を極めた。ただ序盤は府中のペースで試合が進んでいく。
なかなかゴールこそ生まれないものの、シュートシーンや決定機の数で府中が上回ると、18分にソロカーバのシュートでようやく先制。終始主導権を握りながら試合を折り返した。しかし後半に入ると流れが大きく変わっていく。25分に篠崎隆樹のゴールで同点に追い付いた町田は、27分には呼吸の合った連係から相手を崩し、最後は中井健介が鮮やかにゴールを陥れて逆転に成功した。そこから試合は町田が勢いに乗るものの、試合終盤に府中が意地を見せる。皆本晃をGKと交代してのパワープレーを始めると39分、左サイドの山田 ラファエル ユウゴがグラウンダーのシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。
40分で決着が付かないまま勝負は延長戦へと突入。すると延長後半、47分に森谷優太が鮮やかなサイド突破からゴールを決めて町田が勝ち越しに成功すると、直後に府中も田村研人のゴールで追い付く。互いに譲らぬままPK戦での決着となった。両者1人目のキッカーが失敗し、以降は4人が成功。迎えた6人目、先行の町田が決めると、後攻の府中は岡山洋介がシュートを外して勝負あり。もつれにもつれた試合だったが、最後に勝利の女神は町田に微笑んだ。
デウソン神戸とシュライカー大阪の試合も神戸が先行するものの大阪が終盤に追いすがり1点を争う展開となるが、チームが一体となって戦った神戸に軍配が上がった。バサジィ大分と名古屋オーシャンズの試合も終盤まで2-2と拮抗した戦いを見せたものの、最後はエース森岡薫の突破からゴールを呼び込んだ名古屋が、大会連覇に向けて辛くも勝利を収めた。フウガドールすみだとバルドラール浦安の対決は、相手の特徴を把握した上で要所を押さえる大人な戦いぶりを披露した浦安が0-3ですみだを完封。1次ラウンドからの4試合で26得点2失点と攻守に冴え渡っている。…