社会そのほか速
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白鵬の改心は、果たして本物か−−。
初場所の一夜明け会見で白鵬がぶちまけた稀勢の里戦の取り直しの裁定に対する不満以来、報道陣との対立は尾を引いたままだったが、ここに来て雪解けムードが漂っている。
「春場所千秋楽、日馬富士を破って優勝を決め、支度部屋に戻って来ても口をつぐんだままでした。そのくせ大勢の観衆が見ている土俵下のインタビューではペラペラですからね…。あれでは支度部屋の取材を主とする活字媒体が憤然とするのも無理ありません。案の定、翌日の新聞の扱いは針を含んだものでした」(担当記者)
一夜明け会見も開始時間を自分勝手に午後にズラして夕刊の時間帯を無視し、問題についても「もう終わったこと」と突っぱねた。
これでは、わがままのし放題で大相撲界を追われた朝青龍と大差ない。そう周辺から冷ややかな視線を向けられ、さすがにこのままというわけにはいかないと思ったか、3月29日から伊勢神宮を振り出しに近畿、関東周辺を回る春巡業が始まると態度を一変させた。
何と巡業初日には春場所とは手のひらを返したように報道陣の質問にもていねいに答え、「巡業中はできるだけ汗をかいていきたい」と抱負まで熱く語ったのだ。
翌日には力士たちを集め、尾車巡業部長(元大関琴風)に志願して、「春巡業の日程は土日中心で不規則で大変だけど、力を合わせて頑張ろう」とあいさつまでした。これには尾車巡業部長もびっくりで、「こんなこと初めてだよ。稽古も先頭に立ってやっているし、まだまだヤル気十分だな」と目を細めていた。
4月4日の神奈川・藤沢市巡業では、報道陣からも対戦相手を求めたほど上機嫌。この優等生ぶり、どこまで続くか見ものである。