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昨季限りで現役を引退したアレックス・ラミレス氏(40=独立リーグ、ルートインBCリーグ・群馬シニアディレクター)の引退セレモニーが3日、DeNA―ヤクルト戦(横浜)の試合前に行われ、同氏が“ラストパフォーマンス”でファンに別れを告げた。
【写真】DeNAのユニホームで最後の一振
スーツ姿でグラウンドに登場したラミレス氏。マイクを手にすると「皆さん、きょうは私の引退セレモニーに来てくれてありがとうございます。今までプレーできたのも、ファンの皆さんの応援のおかげです。本当にありがとうございました」と日本語であいさつ。そしては英語と日本語で、ヤクルトに対し「日本に呼んでくれてありがとう」、巨人には「伝統あるチームの一員になれて良かった」、DeNAには「キャリアを終える舞台を整えてくれてありがとう」と感謝の言葉を並べた。
最後の雄姿もファンに届けた。DeNAの背番号「3」のユニホームに袖を通すと、バットを手に打席へ。投手役を務めたヤクルト・宮出コーチの球を1球目、2球目と笑顔で見逃した後の3球目をフルスイングし快音を残した。
ベンチ前に整列したヤクルトナイン、DeNAナイン一人ひとりと名残惜しそうにあいさつを交わしたラミレス氏。最後はカメラに向かって「ゲッツ!」のパフォーマンスも披露し、ファンの声援に応えていた。
ラミレス氏はヤクルト、巨人、DeNAと3球団で活躍。首位打者1度、本塁打王2度、打点王を4度獲得し、13年には外国人選手として史上初めての2000安打を達成した。昨季は群馬に所属したが、NPBへの復帰はかなわず10月に引退を発表した。「将来は監督になってファンに恩返ししたい」と話している。