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ポルトの若手有望DFダニーロは、レアル・マドリーへの移籍を決意したと、スペイン紙『マルカ』が4日に伝えている。
『マルカ』によれば日付は明かされていないが、スペインの首都マドリッドで行われたマドリーの幹部達とダニーロの代理人の会談で、同選手の希望はマドリディスタになることだと明確になったという。
もう一つの会談は、2日にポルトで行われた。ダニーロの代理人はポルトに対し、2016年に満了する同選手の契約は延長しない意向だと伝え、残された選択肢は今夏に移籍か、契約が切れる来夏に無料での放出となった。
マドリーが用意している最高額は2500万ユーロ(約35億円)だと『マルカ』は伝えている。だが、2月26日付の同紙によると、ポルトはダニーロに4000万ユーロ(約56億円)の値打ちをつけたとされ、両者の設定金額には隔たりがある。
安値で若手有望選手を獲得し、高値で売却することで有名なポルト。2012年、ポルトがダニーロ獲得のためサントスに支払った金額は1300万ユーロ(当時のレートで約13億円)。今回の移籍が成立すれば、クラブが再び大きな利益を生むことは間違いない。