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セカンドオピニオンも同じ結論 「事態は手術に向かっている」とGM
レンジャーズのダルビッシュ有投手が来週にも右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受ける可能性が高まったと米全国紙「USAトゥデー」が報じている。
アリゾナ州サプライズでのスプリングキャンプで、ダルビッシュは5日(日本時間6日)のロイヤルズとのオープン戦に今季初先発。1回12球を投げた後、右上腕三頭筋の張りを訴えて降板した。
翌6日(同7日)にレンジャーズのチームドクター、キース・マイスター医師の診察を受け、靭帯部分の小さな傷が明らかに。その際、マイスター医師から肘の靭帯を再建するトミー・ジョン手術を勧められたという。
さらに、ダルビッシュは10日(同11日)にニューヨークでメッツのチームドクターのデビッド・アルチェック氏の診察を受けた。そのセカンドオピニオンについて、レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは「手術こそが彼の推薦した選択肢だった。事態は手術に向かっているように思える。みんなの共通理解だ」と語っている。
ダルビッシュは「すべてを理解している」、手術なら「なるべく早く」
ただ、チームは昨年のCC・サバシア投手(ヤンキース)の膝の手術も執刀したジェームス・アンドリュー医師にMRI検査の結果を送り、サードオピニオンを仰ぐことになる。今週末に最終決定が下されることになるが、記事によると、すでに2人の専門家の意見が一致していることから、球団側はトミー・ジョン手術の期日を来週に計画しているという。
ダルビッシュはニューヨークでの診察を終えた11日(日本時間12日)にキャンプに再合流した。ダニエルズGMは「彼はすべてを理解している。みんな状況を理解している。もしも、手術が選択肢なら、期日を遅らせるより、なるべく早くしたほうがいい。リハビリのプロセスを必要以上に2016年シーズンまで遅らせたくない」と語っている。全治1年から1年半を要する大手術だけに、来週にもオペに踏み切ることで、来季の復帰時期を一刻も早くしたいというのがチームの考えのようだ。
ダルビッシュの長期離脱により、レンジャーズには保険が下りるとされている。だが、ダニエルズGMは「(保険金よりも)ダルビッシュの方がいいのに」と開幕前にエースを失う無念さを露わにしていた。