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格安で住宅を修繕 高齢者の暮らし守る

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格安で住宅を修繕 高齢者の暮らし守る 

57歳の転機

 

 樺昭人さん 76歳 NPO法人「たくみの会」理事長

  • 「たくみの会」の倉庫で道具について説明する樺さん(福岡県久留米市で)=片岡航希撮影
  •   自分の手で住宅を直すことが難しい高齢者らの依頼を受け、格安で修繕を行うボランティア団体が福岡県久留米市にある。

      樺(かんば)昭人(あきと)さん(76)の呼びかけで、発足して約17年。依頼は年間600件前後に及ぶ。「おかげで住み慣れた家に住み続けられる」という喜びの声が、活動の支えだ。

     

      製薬会社の元営業マン。東京の本社で総務部長を務めていた57歳の時、親の介護のため、早期退職したのが転機になった。

      自分も妻も実家は福岡県。父親が久留米市の病院に入院したのを機に、夫婦で同市に移り住んだ。親の世話をしながら、やりたかった油絵の教室に通った。生活が落ち着いてくると、「若い時に人の世話になった分、お返しをしたい」と考えるようになった。

      暮らしに余裕がなく、奨学金で高校に通った。大学に進学できたのは、高校卒業後、地元の食品会社の社長が3年間雇ってくれて、学費をためることができたからだ。

    ◇  ◇

     

      パソコンなら高齢者に教えられるかと、久留米市の社会福祉協議会を訪ねると、担当者が、独居の高齢者の悩みに関する調査結果を見せてくれた。「壊れたドアを修理するお金がない」「電球の交換では業者が来てくれない」という嘆きに目を奪われた。

      その場で方向転換を決意。日曜大工の経験もなかったが、業者から工具の扱い方やふすまの張り替え方を教わり、1998年にグループを設立。2年後にNPO法人にした。

      依頼は水漏れの修繕、床板の交換、庭木の伐採、手すりの取り付け……と多種多様。穴だらけのふすまを見ると、「すきま風で寒かったろうに」と胸が痛む。料金は、専門業者の半分から3分の1程度に抑えている。

      現在の会員は約30人。退職した会社員や主婦らが中心だが、現役の大工や左官もいる。報酬は1日ふすまを張り替えても1200円と、「交通費と弁当代が出る程度です」。

      課題は会員の高齢化だ。平均年齢は75歳。入会しても「朝早い作業や力仕事がつらい」とやめる人が多い。一方で、依頼は途切れず、1か月待ちも珍しくない。

      絵筆を持てるのは週末だけになったが、「必要とされている」という実感は何物にも代え難いという。「新しい技術が覚えられるし、仲間もできる。認知症予防にもなって一石三鳥です」と笑った。(西部生活文化部 堀家路代)

    ◇  ◇  ◇

     

     頼れる存在求められる

    •   「みずほ情報総研」(東京)が昨年行った調査によると、一人暮らしの高齢者が困っていることとして、「家の中の修理、電球の交換、部屋の模様がえ」を挙げる人が最も多かった。
        一方、利用してみたいサービスを聞くと、「緊急時にかけつけてくれる」(48.8%)、「話し相手、困った時の相談相手」(21.1%)などが目立った。
        同社シニアコンサルタントの山本眞理さんは「日常生活の直接的な支援だけでなく、話し相手や頼れる人の存在が強く求められている。そうした助け合いを作り出すような仕掛けも必要だ」と話す。

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