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念願の日本語教師 若者と会話楽しく

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念願の日本語教師 若者と会話楽しく

念願の日本語教師 若者と会話楽しく 

57歳の資格取得

 

 大場洋さん 58歳 日本語学校講師

  • 50歳代で日本語教師を志した大場洋さん(中央)。国際色豊かな生徒たちに身ぶり手ぶりで日本語を教えている(10日、東京都新宿区のアークアカデミー新宿校で)=加藤祐治撮影
  •   JR新宿駅に近い日本語学校「アークアカデミー新宿校」。講師の大場洋(ひろし)さん(58)が、十数人の若者に向かい、ピアノとギターが描かれたイラストを掲げた。

      「私はピアノが特に好きです。特に、は一番のことですよ」。教壇に立ち始めて8か月。少しずつコツがつかめてきたところだ。

      教え子の国籍は中国、タイ、フランス、ロシア、イタリア、アメリカと多彩。「先生、楽しかったです。ありがとう」。授業が終わり、たどたどしい日本語で話しかけられると、思わず笑みがこぼれた。

     

      元々は理科系だった。大学卒業後、東京の電子機器専門の商社に勤め、1995年に仲間と起業。ホテルの客室テレビなどを手がけ、取締役の一人として販路開拓や製品開発に国内外を飛び回った。

      2011年に新天地を求めて転身し、昨年初めまで自宅近くの食品商社に勤めていた。この間、長女と次女は結婚や就職で家を離れ、残っていた三女も一昨年夏、留学でアメリカへ旅立った。寂しくなった居間で、妻と「最後はどっちかねえ」と笑いながら、ふと今後の生き方を考えた。

      「このまま、営業が得意だったおじいさん、で死ぬのは嫌だな」。この時、留学の夢を実現させるため、寸暇を惜しんで机に向かう三女の姿が頭をよぎった。妻に「勉強して資格を取りたい」と相談すると、「私も一緒にやってみようかな」と言い出した。

      様々な資格を調べるうち、日本語教師にひかれた。若者と話すのが好きで、企業の役員経験も生かせると考えたからだ。妻は他の国家資格を選び、健闘を誓い合った。

    ◇  ◇

     

    •   13年1月、「アークアカデミー」の養成講座に入った。机に向かって勉強するのは大学時代以来で、最初は能率が上がらず、15分の模擬授業の指導案作りに1週間もかかった。しかし、隣の部屋で黙々と勉強する妻を思うと、「負けられない」と熱が入った。

        1年後、夫婦ともに念願の資格を取得。57歳になっていた大場さんは母校に採用され、4月から非常勤講師になった。担当するのは、大学や専門学校を目指す留学生クラス。ビザの在留期間が決められているため、学生たちは必死だ。週2回の授業では、実践的な会話が早く習得できるよう、イラストなど教材作りも工夫を重ねる。

        「学生たちが合格したよ、と報告しに来てくれたらうれしい」。目を細めて語るその表情は、“先生”そのものだ。(社会保障部 手嶋由梨)

      6割近くがボランティア 日本語教師に国家資格はないが、日本で留学生に教える場合、一定の知識や技術を求める学校が大半だ。〈1〉大学で日本語教育科目を専攻する〈2〉民間の養成講座で420時間以上の教育を受ける〈3〉日本国際教育支援協会が実施する日本語教育能力検定試験に合格する――のいずれかの要件を満たせば、一般には有資格者と認められる。
        2013年度の文化庁の調査によると、日本語を学んでいる人は全国に15万6843人。日本語の学習施設は増加傾向にあり、3万1174人が日本語教師として働いている。ただ、6割近くがボランティアというのが現状だ。
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