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昨年5月、誰もがLINEのスタンプを制作・販売できるプラットフォーム「LINE クリエイターズマーケット」が開設されると、わずか6カ月でスタンプ販売総額が35億9000万円、売り上げ上位10位以内のクリエイターたちの平均販売額は3680万円にも上ると発表された。
LINEスタンプを扱った話題では、2月26日に発売された「女性セブン」(小学館)で、俳優の田辺誠一が発売したスタンプ「かっこいい犬。」の売り上げが3,000万円を突破したと紙面をにぎわした。
【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2015/03/post_6030.html】
■約17万件のスタンプが承認待ち
ところが、一攫千金も夢ではないと思われた「LINE クリエイターズマーケット」に、利用者からは非難の声が多く寄せられている。なぜなら、現在、日本向けのクリエイターズスタンプの申請数は約23万件に達するといわれるが、実際に発売された数は約6万1,000件(3月18日現在)であり、なんと約17万件のスタンプが未発売なのだ。
この理由としては、審査にかかる期間が長いためとされる。「LINE クリエイターズマーケット」の利用方法によると、登録から売り上げの受け取りまでは以下の手順を踏まなくてはならない。
1、クリエイターの登録
2、テキスト情報とスタンプ画像の登録
3、スタンプの審査
4、販売開始
5、売り上げの受け取り
しかし、テキスト情報とスタンプ画像の登録をした後、販売可否の知らせがなかなか来ないのだという……。
東京スポーツをはじめ各スポーツ紙に寄稿する漫画家で、現在、7種類のスタンプを販売している駅前りょかん氏に話を聞いた。
「スタンプの申請をしてから発売されるまでには、半年以上かかりました。今でも、承認待ちをしているスタンプがあって、昨年の6月初めに申請したものが、いまだに結果の知らせが来ていません。あと、審査ガイドラインが変わるので困っています。昨年、5月に『選挙に行こう』というコンセプトのスタンプを作成したところ、その半年後に『政治的な表現を含むもの、選挙に関するものはリジェクトの対象になる』と発表されて……。結局、7カ月間スルーされた挙げ句、販売できませんでした。初めからガイドラインに記載しておけよという感じです」
ちなみに同氏は、他のスタンプについても同様にリジェクトされてしまったという。…