社会そのほか速
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たまに辛いものを食べると、発汗作用があったり血行が良くなったりと恩恵があるが、やはり何事もやり過ぎは禁物である。というのも、超激辛ソースを味見した男性が失神して、病院に担ぎ込まれてしまったというのだ!
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そこで念のため検査を受けたところ、なんと初期の脳腫瘍が見つかり命拾いしたとのニュースが話題になっている。この「災い転じて福となす」状況を経験した男性について紹介したい。
・激辛ソースを集めた専門店でソースを味見したら……
米シカゴに住む30歳のランディ・シュミッツさんが、家族と一緒に休暇でサウスカロライナ州マートルビーチへ行った時のこと。激辛ソースを集めた専門店「Pepper Palace」へ赴いた彼は、激辛唐辛子のジョロキアやハバネロを原料とした “Flashbang(フラッシュバング)” なるソースを味見した。
最初は “メチャクチャ辛い!!” と感じたものの、数分すると落ち着いてきたというランディさん。しかし、店の外へ出た彼がベンチに座ると、突然体が痙攣(けいれん)し始めて発作を起こし、気を失ってしまったのだ!!
そして、やっと彼が意識を取り戻した時は、担架の上で嘔吐物まみれの状態だった。こうして病院に担ぎ込まれた彼は、念のためにMRI検査で脳をスキャンすることになった。
・脳腫瘍を取り除く手術を受け、一命を取りとめる
すると、なんとランディさんの脳の前頭葉に、初期段階の腫瘍が見つかったのである! 数日後、シカゴに戻った彼は脳腫瘍を取り除く手術を受け、化学療法と放射線治療を終えて完全に克服したとのこと。
・激辛ソース専門店に感謝!
ランディさんは、激辛ソースで発作を起こしたせいで脳腫瘍を発見できて、「Flashbangのおかげで命を救われた」とPepper Palaceへ感謝の手紙を送ったそうだ。
ランディさんに手術を施した医師の話では、激辛食品を食べると多量の汗をかき、脱水状態になって発作を起こすことがあるという。なので自称「激辛フード愛好家」でも、決して油断しないようにして頂きたい。人生は少しばかりスパイスが効いていたほうが楽しいが、“何事もほとほどに” を心がけたいものである。
参照元:Twitter @Peeper Palace、DAILY NEWS、Chicago Tribune、abc NEWS(英語)
執筆:Nekolas