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歌手の郷ひろみ(59)が、100thシングル「100の願い」を5月20日にリリースすることが11日、わかった。1972年にデビューし、43年のキャリアを経て遂に“シングル100枚目”の大台に到達。このほど、都内スタジオでインタビューに応じた郷は、現在の心境を語ってくれた。
【写真】郷ひろみの鍛え抜かれた見事な肉体美
これまでデビュー曲「男の子女の子」(1972年)、「2億4千万の瞳~エキゾチック・ジャパン~」(1984年)、「GOLDFINGER’99」(1999年)と数々の名曲をリリース。“節目”となる今作では「たくさん願いが叶わなくても君だけは手放したくない」という男性の強い想いを歌う。
昨年発売の99thシングル「99は終わらない」まで「数を意識してなかった」と話す郷。それでも積み重ねた数字を回顧し「デビューしたときは、まさか100枚出すなんて想像もしてなかった。感無量でもあるし、感慨深いものがありますね」と微笑むと、「人間は誰でも生きていれば60歳になる。でも100枚のシングルは歌手でもなかなかいかない。それは僕自身、とても幸せだと思う」と偉業達成に胸を張った。
入れ替わりの激しい芸能界で、常に“トップスター”として第一線に立ち続けている。激動の44年間を「振り返ることがあまりないので、体感としてはあっという間」と語りつつも「ずっと重ねてきた結果が100枚目になってる。そのなかの1枚でもなければ今の僕はいない。どれをとっても大切な財産」としみじみと話した。
100枚目のシングル発売にならび、今年10月18日の誕生日で「還暦」という節目も迎える。本人も「今年は自分にとってビッグイヤー」と特別視し「自分の成功は、60歳から始まると思ってる。種をまいて、それが大きく花咲いて自分の思ったほうに進んだなと、何年か先に思えるような始まりの年にしていきたい」とさらなる活躍を誓った。
新曲を発売した翌週5月27日からは埼玉・越谷のサンシティホールを皮切りに全国ツアーをスタートさせる。これは昨年のコンサートで郷がファンとした“約束”を実現させたものだ。「100枚という大きな数字に到達したのは僕だけじゃなく、ファンの方がいたからというのは百も承知。これはすごく意味のあることだし、どんなことがあってもみんなと祝いたい。100枚目のシングル発売は盛大にしたいよね」。
トップスターとなっても、シングルを100枚リリースしても、おごることなくファン一人ひとりを大切にし、真摯(しんし)に音楽活動に向き合う姿勢が印象的だった。郷ひろみのシングル100枚は1日してならず。たゆまぬ努力を続け、進化し続けるエンターテイナーの今後に目が離せない。
また、同曲は今月30日からスタートする東海テレビ・フジテレビ系昼ドラ『プラチナエイジ』(月~金 後1:25 主演・榊原郁恵)の主題歌に抜てきされた。