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照ノ富士は横綱になれるのか!? やくみつる×デーモン閣下『勝手に大相撲審議会』

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照ノ富士は横綱になれるのか!? やくみつる×デーモン閣下『勝手に大相撲審議会』

照ノ富士は横綱になれるのか!? やくみつる×デーモン閣下『勝手に大相撲審議会』

 

 一時は不祥事に沈んだ大相撲だが、去年から今年にかけて遠藤、逸ノ城、照ノ富士などの若手力士の活躍や、18年ぶりに2場所連続で満員御礼になるなど活気が戻ってきた。白鵬の前人未到の33回目の優勝や、「スージョ」と呼ばれる女性ファンも増えるなど大相撲への注目は高まってきている。

【画像】イベントの様子はこちら

 そんな中、相撲ファンとして知られるマンガ家のやくみつると、悪魔でアーティストのデーモン閣下が大相撲について大いに語り合った一冊『勝手に大相撲審議会』(中央公論新社)が刊行された。

 その発売を記念して2015年3月15日(日)東京・池袋にて両名によるトークイベントが開催された。両名は高校・大学の同窓。デーモン閣下はやく氏を「先輩」と呼び、お互いの相撲知識へのリスペクトを表しながら、大相撲の今を熱く語りあうイベントとなった。

――とにかく大相撲をとりまく状況は刻一刻と変わってきていますが?

【閣下】 本の企画が立ち上がって3年、対談をはじめて1年半でしょ。だからその頃の場所の話なんて、本に使えないんだよね。誰もその相撲内容を覚えてないし。

【やく】 で、その頃は逸ノ城なんてのはカケラもないし。

――逸ノ城に関しては追加で対談していただきました。

【閣下】「ここまでの内容で本にしよう」といって文章をチェックするんだけど、その1カ月、2カ月の間にどんどん状況が変わって、こいつは番付変わってる、こいつはもう入幕しているなんて、どんどん修正が入る。

――引退した力士もいましたね。

【閣下】 そうそう。豊真将(ほうましょう)もこの本では現役だけど、引退したし、白鵬の優勝回数もこの時点ではまだ30回だった。

【やく】 まとめた編集者は本当に大変だったと思う。

――今日は大阪場所の中日ですが、今場所の展望などを聞かせてください。

【やく】 今場所は、先場所後の白鵬の審判部批判問題を引きずったまま、ピリピリムードで始まったね。

【閣下】 表向きは何もなく、白鵬も勝ち進んでいるけど、白鵬は支度部屋では記者にずっと背中を向けているという。

【やく】 この問題には相撲協会も横綱審議委員会も関与しないという感じだから、もう閣下が仲を取り持つしかないんだよ。白鵬とマスコミの間を(笑)。

【閣下】 吾輩が白鵬とマスコミの間を!? 普通は親方とか…。でも間を取り持つって言ったってまずは白鵬が謝って……え、吾輩が詫びを入れるの?

【やく】 いや、横にいてやるとかさ。

【閣下】 横にいてやる!?(笑) 吾輩は別に白鵬の師匠ではないんだが(笑)。

【やく】 この件に関してはタイミングを逸しているという感じだからね。白鵬は評価を下げたまま実績だけが積みあがるというのはまことによろしくない。

【閣下】 オフィシャルな場できちんとした謝罪があればみんな納得するのではないかと思う。優勝翌日の会見などチャンスを活用してほしいね。

――今場所は白鵬以外には誰に注目していますか?

【閣下】 それは照ノ富士でしょう。親方の指導が厳しかったんだろうね。照ノ富士は親方がいないとすぐ稽古をサボるらしいのね。今場所はべったり付いていたみたいだから。

【やく】 自分の型にならなくても動いて取れる人なので。強いなと思いますね。

【閣下】 もともとディフェンス力はあるから、攻撃に磨きをかけてほしい。でも性格的にちゃらんぽらんさが見えるんだよなあ。ああいうタイプの人は横綱になれないでしょう。勝負が終わって花道を引き上げてくる間にニヤーっと笑いがとまらない。

【やく】 口角があがってしまうんだろうなあ。

【閣下】 それに比べて逸ノ城。今場所は今までの逸ノ城スマイルはないよ。ずっと厳しい顔をしている。横綱に勝った日も最後まで笑わなかったよ。

【やく】 ストイックに相撲を追及し始めたね。

【閣下】 なんか変わったね。新入幕のときは大関、横綱に勝ってニヤーっと笑っていたけど、先場所負け越したりとか、ケガもしたりして、このままじゃダメなんだと自分を見つめなおしてる時期なので、ああいう表情になるよね。

【やく】 右四つになれなくても勝てるようになってきているし、相撲の内容も良くなっている。

【閣下】 そして照ノ富士が強くなったのは明らかに逸ノ城効果ですよ。同じ鳥取城北高校で、同じ飛行機でモンゴルから来た。で、照ノ富士の方が先輩なの。だけど後輩の逸ノ城があっという間に関脇まで上がったから、悔しかったんでしょうね。その後すごく相撲が良くなりましたね。

【やく】 遠藤は少し遅れをとったね。もう「逸照(いってる)時代」だよ。

【閣下】「逸照時代」ね。でも、吾輩は現十両の輝(かがやき)を押すね。

【やく】 輝も確実にきますね。

――今回刊行された『勝手に大相撲審議会』はどんな人に読んでもらいたいですか?

【閣下】 これは、相撲を知らない初心者も楽しめるが、そう生易しいことだけが語られているわけではないので、相撲通も必ず唸ると思うんだよ。

【やく】 モヤモヤしてる人が多いと思うんですね。なかなか意見を言えずにね。そういったところを肩代わりしている部分もある。そんなモヤモヤしている古くからの相撲ファンにも読んでほしい。よくぞ言ってくれた!というところがあると思う。

【閣下】 本の帯ではあまりうたっていないけれど、実は苦言もいっぱい書いてある。でも、案外相撲協会のひとは耳を傾けてくれないよね。

【やく】 そうだよね。若い親方衆の中には変えていこうと思っている人はたくさんいるんだけどね。なかなか上に届かないんだよね。

【閣下】 ぜひ相撲協会や親方衆にも読んでほしいよね。

――お二方がこうやってファンの人に語りかけ、民意で変えていかないといけないですね。

【閣下】 まあ、昔からそういうものですけどね、相撲って。

【やく】 取り組みが一門別総当りから部屋別になったのも、そうだね。

【閣下】 世紀の大横綱が理事長になったとき、大きな改革が起こることが多いよね。

――この本の続編が出るとしたら何を語りたいですか?

【閣下】 今回、現状の分析や過去を振り返る作業は存分にやったけれど、「こうしたらいいんじゃない?」という提言はまだ言い足りないので、「吾輩が理事長だったらこうする!」というテーマでぜひやりたい。まだまだ語り尽くしてないからね。

【やく】 当初、テーマのひとつに「改革」を掲げていたけれど、現状の大相撲について語り合うだけでも十分面白くなったね。

【閣下】 そういえば、こんなに四股名に物言いをつけた本もないんじゃない?

【やく】 四股名の話だけで1章使ってるからね。(笑)

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