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渋谷すばる、初の単独主演作は「大きな存在」

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渋谷すばる、初の単独主演作は「大きな存在」

渋谷すばる、初の単独主演作は「大きな存在」 関ジャニ∞の渋谷すばるが2月14日に都内で行われた初の単独主演映画『味園ユニバース』の初日舞台あいさつに出席。第44回ロッテルダム映画祭への出席や、ソロでの全国ツアー敢行など、本作を機に新たな挑戦を重ねた渋谷は、「すべてがこの映画につながっている。自分にとって大きな存在」と感無量の面持ちだった。
 
 『味園ユニバース』舞台挨拶その他の写真
 
 大阪を舞台に、圧倒的な歌声を持つ記憶喪失の男(渋谷)が、バンドのボーカルに迎え入れられたことを機に、閉ざされた記憶と向き合う姿を描く。タイトルの“味園”は大阪・千日前にある昭和の複合商業施設“味園ビル”が由来。舞台あいさつには共演する二階堂ふみ、鈴木紗理奈、メガホンをとった山下敦弘監督が同席した。
 
 満員の客席を前に「いいスタートを切ることができた」と上機嫌な二階堂は、本作で初挑戦した関西弁に悪戦苦闘したそうで「何度もNGになり、渋谷さんにツナ丼を何杯も食べさせてしまった。申し訳ないです」と平謝り。関西出身の渋谷と共演し、「大阪の空気が流れている方なので、それに乗っかり、大阪の女の子になっていった」と役作りを語った。
 
 また、鈴木は「アイドルという印象が強かったが、実際には役者さんのオーラが強くて、現場を引き締めてくれた」と渋谷の俳優ぶりに太鼓判。山下監督も「一言で言うと、正論しか言わない真面目な人。すごく身が引き締まる」とストイックな姿勢を貫く渋谷をたたえていた。
 
 『味園ユニバース』
 TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開中
 
 取材・文・写真:内田 涼榮倉奈々と豊川悦司が披露する“足キス”が話題の恋愛映画『娚の一生』(廣木隆一監督)が2月14日に全国で封切られ、新宿ピカデリーで初日舞台あいさつが行われた。同日、台湾での上映をはじめ、ニューヨーク、カナダで開催される国際映画祭への出品が明らかになった。
 
 『娚の一生』舞台挨拶その他の写真
 
 西炯子のコミックを原作に、東京でつらい失恋を経験し、祖母が暮す田舎の一軒家に移り住んだ女性つぐみ(榮倉)と、52歳独身の大学教授・海江田(豊川)の同居生活と恋愛を描く。舞台あいさつには廣木監督をはじめ、榮倉と豊川、共演する向井理、主題歌を手がける歌手のJUJUが登壇した。
 
 榮倉は『余命1ヶ月の花嫁』『だいじょうぶ3組』に続き、廣木監督と3度目のタッグを組んでおり、「毎回、試練が多い現場ですね。でもそういった試練や責任を与えられるのは、幸せなこと」とコメント。これを受けて、廣木監督は「いや、そんな厳しいことはないと思いますよ。本人もひょうひょうと演じているし」。また、「大人になっている姿を、撮ってあげたいという気持ちだった」と女優として成長を続ける榮倉に目を細めた。
 
 豊川も『やわらかい生活』で廣木組を経験し「常に俳優に寄り添ってくれる監督なので、安心感をもって芝居ができる。きちっと僕らのことを見てもらっている感覚がある」と全幅の信頼を寄せ、「今、俳優さんに一番人気の監督ですよ」と持ち上げた。この日はバレンタインにちなみ、“足キス”ならぬ“足チョコ”がお披露目され「シュールですね」(榮倉)、「きれいなお足ですね」(豊川)と驚きの表情だった。
 
 『娚の一生』
 公開中
 
 取材・文・写真:内田 涼
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