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お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、22日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、国内におけるお笑いの”盗作”に関して、持論を展開した。
ダウンタウンの松本人志
中国・国営テレビの年越し特番で放送されたコントが、日本のお笑いコンビ・アンジャッシュのネタの盗作ではないかとの疑惑が持ち上がり、中国で話題に。アンジャッシュは2012年にも同様のケースに巻き込まれ、中国国内の視聴者から「恥知らず」と批判が殺到しているという。
司会の東野幸治から、若手のネタで「似ている」と感じたことはないかを聞かれると、松本は「細かいこと言い出したら、気にし出したら…あるよ」と言いつつ、「あるけども、それは言わんなぁ」とコメント。ゲストの博多華丸・大吉の博多大吉は「後輩として言わせてもらうと、全部ですよ」と答え、”フリップ大喜利”などの例を挙げつつ「全部ダウンタウンさんがやっちゃったから、何をやってもだいたいダウンタウンさんが昔やっているんですよね」とお笑い界の系譜に触れた。
松本は「骨組みというか。そういう意味では確かにそうなんやけども、だからといってそれを言い出したら『お笑いをやめちゃおうぜ』になってくる」と分析した上で、今回の問題については「国内で盛り上がる分はうれしかったりするけど、全然関係ない国で、さも自分たちが作ったようにやられるのは確かに悔しい」と感想を述べた。
一方で、「中国の一般の人たちからそういう声が上がっているのは、よかったよね」という評価も。最後に松本は「お笑いは縛れないよ」と断言しつつ、国内のお笑いに関して盗作疑惑などで論争が起こる展開は「どんどん笑えなくなる」事態を招くと危惧。「絶対に無理やし、やる必要もない。やってはいけない」と呼びかけ、「もめてることが面白くもなんともない」と語った。