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この春から放送開始となるNHKの連続テレビ小説「まれ」で主演を務める土屋太鳳が3月15日(日)、自身初となるフォトブック「DOCUMENT」(東京ニュース通信社刊)の発売を記念して、都内書店で握手会を行なった。
「DOCUMENT」が発売された2月3日で二十歳の誕生日を迎えた土屋さんだが、芸能界でのキャリアは10年を数える。このフォトブックは「10代から20代になる区切りの年に感謝の気持ちを形にしたい」という思いで、土屋さん自身も企画段階から参加して制作された。これまでの女優人生で訪れた山口県や京都、関東近辺などを巡り、さらに初めて足を踏み入れた石垣島でも撮影を行なっており、ロングインタビューでは20歳直前の心境を赤裸々に告白している。
やや緊張した面持ちで報道陣の前に姿を見せた土屋さん。改めてこのフォトブックについて「私の分身だなと思います」と強い思いを語る。昨年の企画段階から長く携わってきたが「事務所で企画書が通っても、出版社の方に見てもらって、どんな本を作り、どんな方々がどれくらい購入してくださるのか? 現実になるまですごく時間がかかりました」と充実した表情を見せた。
すでに昨年より朝ドラ「まれ」の撮影に入っているが、現役の大学生でもあり「3年生に上がれてホッとしてます(笑)」とも。仕事と学校の両立の忙しい日々が続くが「大学は心のオアシスです」と気持ちを切り替える上でも大切な時間となっているようだ。大学では舞踊を学んでおり、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』でも激しいアクションを見せるなどバネのある筋肉の持ち主としても知られるが、自慢の筋肉に関しては年ごろの女の子とあって「恥ずかしいです…」と苦笑いを浮かべる。こうした筋肉は舞踊や仕事を通じて「勝手についちゃう(笑)!」そうだが、それでも『るろうに剣心』の巻町操役など「それでいただけた役もあるので、感謝してます!」とはにかみつつも語っていた。
報道陣からは恋愛に関する質問も。ちなみに土屋さんは小学生の頃、子どもの恋愛は法律で禁止されていると信じていたとか! 「(恋愛してもいいのは)高校生からだと思ってたんです(笑)。『(恋愛をしている友人を見て)法律違反じゃないの…?』と思った」と告白。自身はこれまで「部活、勉強、仕事で余裕がなかったし『全部しっかりとやらないと…』という気持ちで一人前になるまでは(恋愛はおあずけ)と思ってました」というが、仕事で恋する女性を演じることも多く、少しずつ気持ちに変化が生じたよう。「恋愛感情を無視すればするほど、恋愛する役が増えてきたんです。ちゃんと人を好きになることを大事にして、女優として生きていきたいと思います」と語った。
土屋太鳳フォトブック「DOCUMENT」は発売中。
(text:cinemacafe.net)