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【モデルプレス】俳優の内博貴が、名作を蘇らせる。
ノルウェーの国民的劇作家ヘンリック・イプセン傑作劇詩「ペール・ギュント」を白井晃氏が構成・演出で上演することが決定。近年舞台作品に立て続けに出演し、舞台俳優としてのキャリアを重ねている内が主演を務める。
このほか、2012年より韓国へ進出するなど、女優として活躍の場を広げている藤井美菜、ドラマ・映画・舞台に出演、さらにアーティストの顔も持つ加藤和樹、圧倒的な存在感と華やかさで観客を虜にする前田美波里といった魅力あふれるキャストに加え、堀部圭亮、橋本淳、三上市朗ほか、個性豊かな顔ぶれが揃い、白井晃と共にイプセンの世界へと観客を誘う。
◆現代版「ペール・ギュント」
奔放に自分探しの旅を続ける一人の男、ペール・ギュントの生き様を描くと共に、人はどう生きるのかを問う本作。1800年代の後半、産業革命により様々な社会変革が起こり、様々な価値観が問い直されていた時代に描かれたイプセンの本劇詩は、インフラの進歩や国際情勢の変化など、転換点にあると言われる現代とも大いにリンクする作品となっている。
また日本を代表する若手フリー・ジャズピアニストのスガダイロー氏が音楽を手がけ、Tyme.による生演奏で、スリリングな音楽がより現代性を際立たせる。
舞台「ペール・ギュント」は7月11日からKAAT神奈川芸術劇場ほかにて、上演される。(modelpress編集部)