2015年2月13日、香港の俳優チョウ・ユンファ(周潤發)が、「俳優になっていなかったら農民だった」と自らの人生を語っている。網易が伝えた。
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チョウ・ユンファがこのほど、中国で若者たちに向けた講演会「人生風雲」を開催し、語ったもの。香港の離島・ラマ島の出身で、経済的に苦しい家庭に育ったことで知られるが、実家には「電燈もなかった」と話している。お祭りで明るい電燈に照らされた舞台劇を見たのがきっかけで、外の世界に憧れを抱くようになった。
香港最大手のテレビ局・無線電視(TVB)の俳優養成所の出身。同養成所はユンファはじめ、アンディ・ラウ(劉徳華)やトニー・レオン(梁朝偉)ら数々のトップスターを輩出している。ここに通っている最中にも、「俳優がダメなら、さっさと別の仕事をしよう」と、かなり楽観的に考えていた。「ラマ島は農業しかない。俳優になっていなければ農民だっただろう」と語っており、子供の頃から農作業をしていたため、農業には深い愛着を感じているという。
若者たちに対しては、「自分の好きなことに基づいて仕事を選ぶのが大切。お金のためだけに働くのは、自分を苦しめるだけだ」と語っている。デビューからすでに40年が経過したが、「いつでも勉強中。生活の全てが演技と経験につながる」と、衰えない意欲を見せている。(翻訳・編集/Mathilda)2015年2月14日、タイに滞在中のジャッキー・チェンが、息子で俳優ジェイシー・チャン(房祖名)の謝罪会見について思いを語った。中国時報が伝えた。
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ジェイシー・チャンは、大麻使用により昨年8月に身柄を拘束され、9月に逮捕された。先月初めに懲役6カ月と罰金2000元(約3万8000円)の判決を受け、未決勾留日数を差し引いた刑期を終えて13日未明に出所。14日午後、北京市内のホテルで謝罪会見を開いた。
同日、ジャッキーはタイで最新作「DRAGON BLADE」のプロモーション活動に出席。謝罪会見の生中継は見られなかった。取材記者の口から会見内容のあらましを聞いたジャッキーは、何かを考えるようにしばらく無言。続いて、「そんな風に語ったと聞き、僕も慰められた。息子は非常に成長したようだ。拘置所での半年間は無駄ではなかった。自ら学び取り、責任を取ろうとしているのが分かる」とコメントした。
旧正月前に出所し、家族で新年を迎えられることになったが、ジャッキーは映画のPR活動に忙しく、一家だんらんは実現できないと語っている。
一度も息子と面会しなかったジャッキーだが、ジェイシーによると両親からの手紙は受け取っていた。内容の大半は励ましの言葉で、ジャッキーからは「罪を犯したならしっかり認めろ」という内容が書かれていたという。(翻訳・編集/Mathilda)