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米LinkedInは4月9日(現地時間)、老舗オンラインビデオ学習サービスの米Lynda.comを買収することで合意に達したと発表した。買収総額は約15億ドル(約1810億円)で、取引は第2四半期(4~6月)中に完了する見込み。
Lynda.comは1995年創業のカリフォルニア州カーぺンテリアに拠点を置く非公開企業。有料プランに加入すると、ライブラリにある学習ビデオを視聴できる。英語の学習ビデオが多いが、今年に入って日本語版のコースも公開している。日本でのプラン料金は月額900円から。企業や教育機関向けのプランもある。
1つのコースは5時間くらいのものが多いが、1単位は5分程度なのでスキマ時間に学習できる。iOS/Androidアプリもあるので、どこでも学習できる。
Lynda.comのコースはIT系が多いが、ビジネスのノウハウを学習できるコースもあり、ビジネス特化型SNSであるLinkedInとの親和性は高い。LinkedInのジェフ・ワイナーCEOは発表文で、「LinkedInとLynda.comのミッションは共通している。両社とも職業人がキャリアアップのためにスキルを磨くことをサポートする」と語った。
LinkedInは具体的なLynda.comとの統合についてはまだ発表していない。例えば企業の求人ページにその職種に必要なスキルを学習するためのコースを紹介するといった連係が考えられる。
Lynda.comは少なくとも当面は独立した傘下企業として運営される。