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Google Nowのおかげでグーグルはより快適となるだろう
グーグルのパーソナル・デジタル・アシスタントはかなり強力なものになりつつある。Google Now はウェブサイトを勧めたり、用事や人との約束を忘れずに通知したり、全Androidユーザーのパーソナル・デジタル執事となってくれる。このオープンAPIが、まもなく開発者に提供される予定である。14日のSXSW で、プロダクト・ディレクターのアパルナ・チェナプラガダは聴衆にそう語った。
ほぼ全種類のアプリがGoogle Nowと連携し、より適切な通知やおすすめがユーザーに提供されるだろう。つまり、グーグルはデジタル通知の混乱にあえぐアップルやマイクロソフトを出し抜く可能性があるということだ。
ユーザー・アクティビティに基づくおすすめ機能
Google Nowの予想能力は2012年に初めてサービスを開始して以来、よりスマートになってきたとチェナプラガダは語った。Google Nowチームは、当初どの通知やアプリが最も役立つかを推測するのみだったが、ユーザーやアクティビティ・データを広く獲得して以降、Google Nowのおすすめの精度を上げてきた。
だが、グーグルがオープンAPIを提供すれば、Google Nowと連携しようとするアプリや通知はますます増えるだろう。Google Nowはアプリ利用におけるパターンに基づいて、各ユーザーに最適な通知を決定することになる。
既に30以上のサードパーティー・アプリとGoogle Nowが連携している例
十分にスマートなようではあるが、実際にGoogle Nowがどう動作するかはまだ不明だ。Android Wearのスマートウォッチで、私はまだ通知をスワイプして非表示にしている。Google Nowで不要だと設定したものについてもだ。Google Nowのおすすめ成功率は毎日65から75%といったところだろう。サードパーティー・アプリが増えて競争が高まれば、ノイズを取り除き、重要度の高い通知を見つけるのはユーザーにとって難しくなるはずだ。
SiriとCortanaに続いてGoogle Nowが登場
だが、チェナプラガダはグーグルが今後半年から1年の間にオープンAPIを本格的に展開する予定だと述べている。既にチームはGoogle Nowと連携する30以上のサードパーティー・アプリで実験を続けているのだから、問題を解決するには十分な期間だ。…