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3月10日のアップル Spring Forward スペシャルイベントで数々の新情報が明らかになったApple Watch ですが、懸案のバッテリー駆動時間については「一日中使える」「通常使用で最長18時間」など、スマートフォンのように毎日充電する製品であることを改めて確認する表現ばかりでした。
一方でアップル公式サイトに追加された Apple Watch ページにはバッテリーについて説明があり、省電力モードならば最大72時間、連続通話では3時間、充電は80%まで1.5時間など、条件ごとに詳しい数字が明かされています。
アップルウォッチの駆動時間についての表現は、プレゼンや商品ページでは「All-day battery」。オールデイなのに18時間ではなんとなく足りないような気もしますが、ノートPCのバッテリーなどでもよく使われるこのオールデイは丸一日中24時間ではなく、あいまいに朝から晩まで太陽の出ている時間や、就業時間程度を示す言葉です。
一日中(最大18時間)使えるという「通常の利用」の内容は、アップルによれば:
「18時間中に時刻チェックを90回、通知を90回、アプリケーションを45分間使用、Bluetooth経由で音楽再生しつつ30分のワークアウト」。
運動中とアプリ使用中の時間を無視して時刻チェックのみを考えれば1080分に90回で約12分に一回。通知も同じ頻度です。
そのほかのバッテリー駆動時間テスト内容は:
・Bluetooth オーディオ再生で最大6.5時間
・連続通話で最大3時間 (Apple Watchから発信)
・ワークアウトで最大7時間 (動作を認識・記録するワークアウトセッションを開始して、心拍センサを常時オンにした状態)
・時計表示で最大48時間 (一時間に5回、各4秒ずつ時刻確認)
・バッテリーが一定以下になると移行する省電力モードでは、時刻表示のみで最大72時間 (1秒間に4回、4秒間ずつ時刻チェック)
いずれも38mm (小さいほう)のApple Watchで、 iPhone とペアリングした実使用状態です。42mmの大きいほうでは通常もう少し長く使えます。
スマートフォンと同様ヘビーに使えば一日も保たない一方、時計として使う+アルファ程度ならば丸1日以上、バッテリーがやばくなっても最低限の時刻表示だけはもっと長く保つことになります。飽きてあまり使わなくなれば充電頻度も減りそうです。
一方で充電のテストは、付属のMagSafe電磁誘導充電器で 0%から80%までが1.5時間、0%から100%までは2.5時間。心の平穏のためMagSafe 部分を持ち歩くか予備がほしいところです。