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国内に設置された中国向けの中継サーバーがインターネットの不正接続に悪用された事件で、警視庁は17日、東京都内で押収したサーバーから、インターネット通販サイトなどの利用者計約506万人分のIDやパスワードが見つかったと発表した。
このうち約6万人分は実際にIDやパスワードを入力して、通販サイトに接続した痕跡が確認されたという。同庁は、これらのデータを中国の詐欺グループが不正取得し、買い物などに使おうとしたとみて、被害の確認を進め、利用者にパスワードの変更などを呼びかけている。
盗み取られたネット上の個人情報が発見されたケースとしては、過去最大規模となる。同庁は、接続の痕跡が確認された約6万人分は、通販大手など3社の利用者のデータとしている。社名は公表されていないが、読売新聞の取材で、このうち2社は、通販大手「楽天」と無料通話アプリ運営会社「LINE(ライン)」と判明した。
「いぬあつめ」に「にゃんこあつめ」……ねこを集めて楽しむ人気スマートフォンゲーム「ねこあつめ」(開発:ヒットポイント)に便乗したとみられるスマホゲームが続々と登場している。それぞれ、個人開発のゲームのようだ。
【「にゃんこあつめ」はこんなゲーム】
「いぬあつめ」は、庭先に犬を集めるゲーム。ごはんを置いて犬が来るのを待ったり、集めた犬を「手帳」に記録するなどゲームシステムはねこあつめに酷似しているが、同じ犬ばかり大量に登場するなどグラフィックスの質が低く、広告がかなり頻繁に表示される。
「にゃんこあつめ」は、餌をめがけて走ってくる猫をひたすらタップして集めるだけゲームで、頻繁に広告が表示される。
「ねこつめ」というゲームも。名前こそねこあつめにそっくりだが、システムは全く異なる。段ボールの中にねこを詰め込むパズルゲームで、これはこれで、ねこあつめとは別物として楽しめる。
ねこあつめは、ごはんとおもちゃを庭先に置き、さまざまな種類のねこを集めて楽しめるゲームで、口コミを中心に人気が広がり、Android・iOS合計で200万ダウンロードを突破した。広告表示が少なく課金も控えめで、遊びやすいのが特徴だ。
【AFP=時事】インドと韓国の考古学者チームは15日、インド北部にある古代村落の遺跡で、約5000年前のものとみられる完全な人骨4体を発見したと発表した。
エジプト第1王朝出現の時期を詳細に特定、研究
同チームは、古代インダス(Indus Valley)文明があったと考えられている印ハリヤナ(Haryana)州の一部地域で、2012年から発掘作業を続けてきた。
発掘プロジェクトの共同責任者、ニレッシュ・ジャダブ(Nilesh Jhadav)氏が印紙ヒンドゥスタン・タイムズ(Hindustan Times)に語ったところによると、遺跡の埋葬地跡から最近見つかった人骨は、男性2人、女性1人、子ども1人のものとみられるという。また同時に出土した副葬品については、村落内で生まれ変わりが信じられていたことを示唆するものとした。
「食用の穀類が入った陶器や貝でできた装飾品などが人骨の周辺に置かれているのを発見した。このことから、人々が輪廻(りんね)転生を信じていたとの結論を導くに至った」と同氏は語っている。
また、発掘チームの別のメンバー、マラビカ・チャタルジー(Malavika Chatterjee)氏によると、副葬品には玩具とみられる小さなフィギュアのようなものも含まれていたとされ、その多くは実在する動物や神話上の生物の形態をしていたという。
同氏は、「動物の飼育が行われていたことを示す首ひもにつながれた犬や一角獣(ユニコーン)のものがみつかった。後者からは、彼らが神話的な精神構造を持っていたとの所感を得た」と説明している。
インダス文明またはハラッパ文明(Harappan Civilisation)は、亜大陸最古の都市文化として知られ、約5000年前に始まったとされている。
同国PTI通信(Press Trust of India)によると、首都ニューデリー(New Delhi)北西のハリヤナ州ヒサール(Hisar)にある、面積約20ヘクタールの地域に広がる遺跡での発掘作業は現在も継続中という。【翻訳編集】 AFPBB News
アセトアルデヒドを分解する酵素「ALDH2型」には活性型と不活性型がある。酵素が不活性型のため、少量の飲酒で顔が赤くなったり動悸(どうき)が激しくなったりする人が「下戸」だ。日本人の3~4割が不活性型とされる。
グループは20~30代の男性20人を「酒に強い人(活性型)」と「弱い人(不活性型)」に分け、アルコール度数約15%の酒200~300ミリリットルを胃に直接注入し、経過を調べた。
2時間後、酒に弱い人のアセトアルデヒド濃度は、強い人の5.6倍のままでとどまり、胃粘膜が高濃度のアセトアルデヒドにさらされていることが分かった。
また、アルコールと一緒にアミノ酸の一種「L-システイン」を胃に入れると、アセトアルデヒド濃度は酒に強い人で67%、弱い人でも60%低下。アセトアルデヒドを無毒化する作用を確認した。
飯島講師は「酒に弱い人は胃がんになりやすいことを自覚してほしい」と注意を促す。同時にL-システインの飲酒による胃がん予防効果に着目し「将来的にはサプリメントの服用で胃がんリスクを低減できるかもしれない」と話す。
JR高円寺駅南側に延びる高円寺パル商店街。その一画に「会話お断りのカフェ」として知られる『アール座読書館』がある。その扉にはこんな張り紙が……。
「店内は静寂を楽しむ空間となっておりますため、他のお客様がいらっしゃる時は声高なお声、小声でも長いお話をお控えください」
強気な指示に面食らい、入店をためらう人がいるかもしれない。しかし、ここは緊張を解きほぐし、感覚を“開く”人のための空間。店内にはたくさんの木々が置かれ、水槽の水音が心地よく響いている。テーブルや椅子はアンティークで、席の大半は一人用だ。小声で飲み物のオーダーを済ませた後は、ゆっくりとした時間の流れに浸りながら、自分の世界に入っていくことができる。
【画像】店内の様子はこちらから
「静かな所でしばらく頭を休めていると少しずつ感覚が開いてきて、普段見過ごしているような微かなことが感じられるようになる気がします。なので、思考を止めて感覚を開ける場所があればいいなと思っていたのですが、そういう空間がないので自分でつくりました。店内に本を置いていますが、読書は感覚を開くのに有効な手段の一つに過ぎません」。そう話すのはオーナーの渡邊太紀(たいき)さん(45)。
渡邊さんが「会話お断り」という店のコンセプトを周囲に話した時、商売になるはずがないと言われたそうだ。渡邊さん自身も、こんな空間が受け入れられるのか不安だったという。戸惑う人がいるかもしれないと覚悟の上で、2008年にオープンしたが意外とスムーズに受け入れられた。大半の客は一人で来るが、2人連れでも一人は本を読み、一人は考え事にふけるなど、それぞれの時を過ごす。オープン当初からの常連でも、会話を交わす機会がないため、どんな人か全く知らないなんてことも。
「勉強や仕事をする人もいますが、ふと手を止めてぼーっとしたり、本を読み始める姿を見ると『しめしめ』と思ったりしますね(笑)。短くても、モノを考えない時間を過ごして欲しいと思っていますから」
しかし、静寂に包まれた空間ではあるものの、各テーブルに置かれたノートの中には、ひそやかながらも濃密な言葉が数多く書かれている。渡邊さんが軽い気持ちで置きはじめたノートは、約60冊を重ねるまでになった。そこには、生きる上での悩みや苦しみ、誰かを想う気持ち、前向きに進もうとする決意など、名も知らない人の言葉がたくさん詰まっている。「ノートを置いておいただけなのに、いつしか人生に影響を与えるような重みのある内容もつづられるようになったんです。火事になったら、真っ先にこのノートを持って逃げます」と言うほど、店にとって貴重な財産だ。
静けさの中で張り詰めた神経を緩ませ、感覚に身を委ねた状態でつづられた言葉には、人をひきつける不思議な力がある。それらの言葉が心に深く突き刺さるのは、読み手の側もまた、感覚を開いているからだろう。
「気が張っている時と休まる時がバランスよくあればいいのですが、ずっと張り続けている状態はつらいもの。人には緊張を緩める空間が絶対に必要」と渡邊さん。その思いを貫くためにも「会話お断り」の空間を維持していくつもりだ。
■オススメの3冊
『まど・みちお全詩集』(まど・みちお)
散文詩や童謡など、まど・みちおの全詩作品を発表順に収録した一冊。「ものすごくシンプルな言葉なのですが、本当に素晴らしいんです。一番大好きな詩集」
『アルフィーとフェリーボート』(チャール・キーピング)
テムズ川の川岸、砂糖工場の裏に住むアルフィー少年と、毎週金曜にやってくるバンティおじさんが語る冒険の物語。「エッチングがとても美しい絵本です。僕が幼稚園の時から持っているもので、個人的に思い入れのある一冊」
『月と惑星』(ジョセフ・サディル)
アポロ11号で人類が初めて月面に着陸する以前に出版された、月と惑星にまつわる大型本。「精緻(せいち)なイラストで描かれた、月や惑星の風景にすごくわくわくさせられ、想像力がかきたてられます」
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アール座 読書館
東京都杉並区高円寺南3-57-6 2F
03-3312-7941
http://r-books.jugem.jp/
(文 ライター:吉川明子 / 朝日新聞デジタル「&w」)