社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
大阪市浪速区の市道で、交通取り締まり中だった大阪府警浪速署の新町照久巡査部長(50)が軽ワゴン車にはねられて死亡した事件で、府警が、防犯カメラの映像や複数の目撃情報などから逃走した軽ワゴン車を特定したことが13日、捜査関係者への取材で分かった。軽ワゴン車はレンタカーだといい、府警は軽ワゴン車を運転していた人物の特定を急いでいる。
【写真】新町巡査部長をはねたとみられる軽ワゴン車の映像
また、軽ワゴン車が逃走した際、現場から東の天王寺方面へ少なくとも約800メートル直進していたことも判明。府警捜査1課と交通捜査課は、殺人事件として浪速署に捜査本部を設置し、逃げた軽ワゴン車の行方を追っている。
捜査関係者によると、新町巡査部長は、病院に搬送された約7時間後に死亡した。捜査本部は司法解剖して詳しい死因を調べる方針だが、新町巡査部長の上半身には強く圧迫された痕跡があった。防犯カメラの映像では、軽ワゴン車が倒れた新町巡査部長に乗り上げて走行する様子が記録されているといい、この際に上半身を強く打ったとみられる。
捜査本部によると、新町巡査部長は事件当日の12日朝から管内の新世界交番で勤務。午後4時ごろから現場で交通取り締まりをしていたところ、約90メートル離れた交差点で軽ワゴン車が禁止されている右折をしたことを確認。停止を求めたが、同5分ごろ、急発進した軽ワゴン車にはねられた。
府警は12日付で新町巡査部長を2階級特進させた。